歩数計、2万歩越え

香港旅行、2日目。6/10(水)。九龍歩き。

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繁華街へ向かう。

バスツアーの最後の地である免税店は"尖東"駅よりさらに東に位置していました。
私たちが目的地は"尖沙咀"(とんがり駅)よりもさらに西の海沿いにある巨大ショッピング・モールビルの
"Heabor City"(ハーバーシティ)です。
こりゃあ相当な距離だぞと思いつつも歩いてそこに向かうことにしました。
なんだかふわふわと迷いながらも30分ほどでとんがり駅まではなんとか着きましたが、その時点でかなり疲れていたのと、 ランチの量が少なくておなかがちょっと空いてきたのでマクドナルドに入りました。

ノートPCを持ったままだったので、マクドナルドで甘い飲み物を飲みながらネット接続にチャレンジ。
今朝、トライアルの20分間は使ってしまったので、やっぱり無料接続はできませんでした。
メールチェック、ブログ更新、ちょっとした調べ物はしたかったので旅行中のネット接続をその場で契約。
"Y5ZONE"はマクドナルドに必ず無線LANの接続スポットを設置しているので、あちこちで使えます。

1日でHK$18(243円)、5日間でHK$39(526円)でした。あと4日間だけだけど、5日契約。
母は持参したiPod Touchで接続をしようとやっきになっていましたが、不安定な動作との格闘のうえ、なんとか無料トライアルで繋がったと喜んでました。
ちゃんとメールチェックできたようです。メールのみならiPod Touchはおすすめですね。軽いし!

マックを出たら、目的地に行く前に周辺でHMVを発見してしまったので、お買い物♪
どうしても欲しいものがあったのです。

それは・・・「魔法にかけられて」の中国語版!!
超安い!HK$99(1337円)です。安すぎてなんか複雑。まあいいか、日本語版じゃないし。
しかも広東語、北京語、タイ語の3つの吹き替え入り。字幕はさらに韓国語、マレー語入り。謎!
おみやげに「リトル・マーメイド」の中国語版もゲット。こちらも同じ値段。
「珍蔵特別版」って書いてありました。スペシャル・エディションのことらしいよ。笑
どうでもいいけど、日本はリージョンコードが2、香港は3。見れないんじゃないの??
・・・いいのいいの、なんとかするから!!!


魔法奇縁と小魚仙


後日談;なんとかした結果、見てみました!歌もちゃんと中国語でした。おもしろーい!
     たぶん、セリフと歌は違うひとが担当してるっぽいです。(←まほかけの場合)

さて、そこから少々歩いてやっとのことで"Heabor City"に到着。
ここでの目的は、スーパーマーケットです。母が歯ブラシを買いたかったのと、現地のひとの生活用品や食料品の買い物ゾーンを見たいという理由です。
で、現地のひとが食べるお菓子とかをおみやげに買うのだ!

ここにスーパーがあると教えてくれたのは、バスツアーのガイドさんだったのですが、ビルに着いたとたん目に飛び込んできたのは、シャネルやグッチやプラダの高級ブランドショップ・・・。
まさか「スーパーマーケット」=「すごいお店」と解釈したのでは。。。ががーん。
見たいものと全く違う雰囲気のビルだったため、意気消沈して速攻でHeabor Cityを後にしました。がっくり。

ペニンシュラ。

Heabor Cityで無駄な時間を過ごしてしまったので、ささっと次の目的地へ。
そう。香港で一番の高級ホテル、"ペニンシュラ"。その中にある"ペニンシュラ・アーケード"です。
"ペニンシュラ・アーケード"にはやっぱり高級ブランドショップなどがたくさん入っているのですが、私が行きたかったのはもっとマニアックなお店。
ガイドブックには必ず載っていますが、印鑑専門店"Tangs"(タンズ)です。ホームページはないみたい。

アーケード内をうろうろしながらやっと見つけたTangsでしたが、ドアに鍵がかけられてました。
「ブザーを押して下さい。中から鍵を開けますので、そのままお入り下さい。」
・・・。入りにくっ!!一瞬やめようかと思いましたが、印鑑欲しかったので思い切ってブザー&入店。
写真は店の外のウィンドウです。↓

おもしろ印鑑たくさん


入ったらびっくり。ガイドブックで写真見てたけど、綺麗な印鑑の石がぎっしり壁に並ぶ光景は圧巻。
ブザーで入店するのは、たぶん人数制限なんだろうと思いました。人がいっぱい入ったら危険。

わたしは手前のピンクの石から選んだよ  写っていない方の壁も同じように石がずらっと。

私は正式な文書に使う印鑑はすでにあるので、友達やお客様に送るお手紙や封書などに使う、かわいいくて自分だけの印になるようなものが欲しかったのです。
いろんな色と素材の石が山ほどあり、その中から選びます。
通常の丸いもの、四角いもの、楕円形のもの・・・。持つところに龍や梟などの動物が彫ってあったり。
私はね、石はローズクォーツというメジャーなピンクなのを選びましたが、形がね、りんご型なの!!うふふ。

このお店はマジメな印鑑がメインではありますが、イラスト入りのものなどデザインの種類が豊富。
私はねこちゃんの寝姿が入ったデザインを選びました。
顔をぴぃと同じような柄にしたかったのですが「やめた方がいい」と言われてシンプルなものに。
1日で出来上がりますが、明日はディズニーランドなので明後日取りにくることにしました!
(ちなみにこのお店、完成品の日本への発送無料です。旅行最終日に行っても安心。)

母は親戚で今度生まれる赤ちゃん用に短〜いかわいい石をチョイス。
生まれたら名前をFAXで知らせて、完成品を日本に送ってもらう約束をしました。素敵なプレゼントでしょ?
ああ、出来上がりが楽しみ楽しみっ!(完成品はお買い物コーナーで。)

夜景。

ペニンシュラを出たらもう19時過ぎ。おなかも空いてきたところです。

あからさまに高級。

20時からヴィクトリア港(昼間船で渡ったとこ)でシンフォニー・オブ・ライツという夜景ショーが行われるので、
ごはん食べてから行く時間はないねということになり、そのまま場所取りへ。

ガイドブックには香港島の湾岸のビルから出るサーチライトと花火で奏でる光のシンフォニーみたいなことが書かれていて、ディズニーランドの花火みたいな感じかなぁ、とワクワクしていました。
20分くらい前に着いちゃったので、いい場所をしっかりとって、ちょっとだけ待ち時間。

文章    文章

左は映画の女神。ここは映画スターの手形のある道なんですよ。
右はヴィクトリア港をはさんで香港島の夜景。水に映ってとてもキレイ。
主にガイジンさんたちが(私もですが)、集まってきて8時のショー開始を今か今かと待ちかねていました。

8時いよいよ開始。壮大なスペクタクルがいま、始ま・・・らない・・。
なんか、参加のビルが少なくありませんか?サーチライトもしょぼいし。
ビルの壁面のライトもちょっとダサ・・・。音楽、音響悪くないすか!?

あれあれあれぇ??聞いてた話と違うぞぉ?
でも、ホラ、花火がね、どかーんとあがればきっと!
ダラダラと長いショーを我慢して見て、最後の花火が打ちあが・・・らない。。。。

なんだよぉ!これ!全然ダメじゃないすか!がっかりだっ。
ということで、香港に行く予定のあるみなさま、シンフォニー・オブ・ライツには期待せぬように。(涙)

やっと晩ご飯。

期待はずれの夜景ショーで腰の力の抜けましたが、気を取り直して香港で初のディナーを食べに行くことに。
飲茶が食べたいという要望を持つ私たちでしたが、そもそも飲茶って中国式アフタヌーンティーなので、夜までやってないない店が多いのね。
まあ、私たちの中では飲茶=点心なので、要するに点心などをちょこちょこ食べたいってことで、そういうものがありそうなお店を探しました。

地元のひとが食べるようなものが食べたいと思っても、メニューが中国語だけだと困るので、ここはやっぱりガイドブック様のお力を借りることに。
ララチッタの76Pに「麺&粥」のお店として紹介されている"翡翠拉麺小籠包"をチョイス。
"フェィチョイラーミンシウノンパウ"と読むそうですが、"ひすいラーメンしょうろんぽう"でいいでしょう。
チェーン展開している若者に人気のお店だそうです。中華版のサイゼリアみたいな感じでしょうか?

そして。気付いたのですが、この店があるのは先ほどスーパーマーケットがないじゃなかとショックを受けた
"Heabor City"の中でした。
あまりに広大な建物のため、一部を見て「ここは違うよ!」と決めつけてしまったようです。
香港最大級のショッピングモールでなんと店舗数700件ですって!!
南北に500mほどの長さもあるビルでした。すっごいね。
私たちは港のある南端からビルに侵入。そのまま北上してお店を探しました。でかいから迷う迷う。
やっとのことで翡翠ラーメンを発見!!

番号札で並ぶの。

受付で人数を言うと、番号札を渡されます。電光掲示板で自分の番号が来ると入れます。銀行みたい。
混んでるのねぇ。旅行客よりは地元風の若い人が多いです。

さてさて、お味は・・・。おーいーしぃーい!!!
サイゼリアなんて言ってごめんなさい。(いや、サイゼリアもおいしいけど)
ラーメンはお店で手打ちで作ってるし、日本ではあまり食べたことのない野菜春巻きや切り焼きもち・四川餃子など頼みすぎたものが全部おいしくて、完食してしまいました。→詳しい内容はお食事ページにて。

1人あたりHK$3(40円)ほどかかるものの、温かいお茶がいくらでも飲めるのもステキ。
私はお酒はあまり飲めないし、ジュース類でごはんを食べるのも好きじゃないのでお茶が最高。
お会計は頼んだお料理・飲み物・お茶代人数分にサービス料として10%加算です。

この日のお会計はふたりでHK$270(3650円)。
パッと見は安くはない値段だけど、ビール2杯とこれだけのお料理なら相当お値打ちかと。
それを証拠におとなりのカップルの代金はHK$144(1940円)でした。うちらが食べ過ぎなんだな。
ああ、でも幸せ。中華圏に来たら、やっぱ中華食べなくちゃね。げっぷ。

帰宅(帰ホテル)。

お店を出て、この巨大ビルのパンフレットをゲット。
Heabor Cityは漢字表記で「海港城」ですって。
もう閉まってたけど雑貨屋さんやお洋服屋さんがたくさん入ってて、超気になるのでまた来ようと決意。
そうそう、ガイドさんが勘違いしたかと思ってたスーパーマーケットもちゃんとありました。ゴメンネ!

さて、ここからどうやって帰るのか。とんがり駅まで行くのが王道。
でもね、路線図を見て分かるとおり一回北上して"葱景"まで行って乗り換えて南下しないとならないの。
(この駅を"ねぎ駅"と呼んでました。本当は漢字も違うんだけど、日本語にはないんだもん。)

そこで冒険。"九龍"駅まで歩いていくことにしました。地図ではそんなに遠そうに見えなかったので。
てくてくてくてく・・・。
は、いいんだけども。距離よりも人通りが。
ひとっこひとりいない道をストレンジャーの女子ふたりで歩くのはなかなかスリリングでした。

怖かったけど、夜景はきれい


あ!!超でっかいビルが見えた!アレが駅ビルに違いないっ。
とホッとしたのも束の間、こんなに大きな建物に近づいても近づいても、なんなら中に入っても人がいなさすぎて、怖くなってくるほどでした。
駅の改札にたどりついたらパラパラと人がいて心底ほっとしました。
それにしても信じられないくらい大きくてキレイなビルです。ここにもお店がたくさん入ってます。
人はいないけど・・・。

やっとのことで九龍駅について、初めての地下鉄乗車。

スケボーとかしたくなるね。     こっちの地下鉄は携帯の電波完璧。

信じられないホームの広さに呆然。左の写真、プラットホームよ?
のわりに、狭い電車内。ヘンなの〜。

そんなわけで無事にオリンピック駅にたどり着きました。
ホテルに帰る前にせっかく契約したのでマクドナルドに行って、メールチェック。
明日のディズニーランドのタイムスケジュール等を調べて、フラフラになりながら部屋に戻りました。
私はシャワーのあと、翌日の計画を綿密に立てたので結局寝たのは夜中の1時過ぎになっちゃいました。

よし。明日が一番のお楽しみ♪♪
早起きしてまる一日楽しむぞー!!
遠足前日の小学生の気分で眠りに落ちたのでした!!

おやすみなさーい。

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