いよいよ佳境に入って参りました!
連載5回目です。
いきなりここから読んでもわけワカメなので、そういう方は【第一回】から読み直してね!
今回のテーマは、auのガラケーに入っているアドレス帳の、Gmail連絡先への移植です。
大変申し訳ないのですが、この記事はWindowsを使った設定方法になっています。
MacでもGmail上の設定は同じことができるはずですが、スクリプト云々のあたりはダメかも?
設定は一回きりなので、Winパソコンをそのときだけ借りてね。ゴメン。
【関連記事】
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◆なんのために移植するのか?◆
iPhoneだけで使うのであれば、機種変時にiPhoneに移したアドレス帳(連絡帳)だけでもことたります。
しかし、ezメールをGmail運用する大きな理由のひとつに「PCで送受信する」というのがあります。
PCで使う際に、アドレス帳からの呼び出しができなければ、受信したメールへ返信するだけで、新規メールを作成するのが困難になりますよね。
そういうわけで、Gmail上へのアドレス帳移植が必要になるわけです。
一度移植してしまえば、iPhoneを買い替えても、気まぐれでAndroidを導入してもクラウド上にアドレス帳があるわけですから、めんどうな作業なしにすぐにメールを使うことができます。
◆ガラケーからアドレス帳データを抽出◆
まずはau携帯からアドレス帳データをパソコンに落とします。
①PCへメール添付で送信
②SDカードに保存→PCにコピー
このどちらかの方法になります。
ガラケーの回線が生きていれば①がラクですが、すでにiPhoneに機種変してしまっていて、回線が繋がっていないという場合は②の方法になります。
以下の説明はあくまで私が所有するガラケーでの操作方法ですので、多少機種により違うかもしれませんが、参考にはなると思います。
①メール添付を使う方法
「アドレス帳」の画面を出す
↓
「サブメニュー」ボタン
↓
「Eメール添付」を選択
↓
「全件添付」を選択
↓
自分のパソコン宛に送信
↓
パソコンで受信して、任意の場所に保存
②SDカードを使う方法
「メインメニュー」画面を出す
↓
「SDカード」を選択
↓
「バックアップ」を選択
↓
「アドレス帳」を選択
↓
「サブメニュー」ボタン
↓
「SDへ保存」を選び、パスワード入力
↓
「画像なしで実行」 (ありにしてもいいけど、反映されません)
↓
SDカードにアドレス帳が保存されたので、PCに保存
(SDカード内の「PRIVATE>AU>BU>B_AD」に保存されています。機種によって違うのかも。)
これで、携帯からのアドレス帳抽出が完了しました!
「xxx.vcf」という名前のファイルがありますね?
ではそのアドレスをGmailへ移植する行程に入ります。
★
もしも「.vcf」というのがファイル名にない!という場合。
パソコンが拡張子を表示しない設定になっています。
拡張子を変更する作業がこの後にもありますので、表示する設定にしましょう。
1.どれでもいいのでフォルダを開く
2.ツール→フォルダオプション
3.表示タブを選び、詳細設定の「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外す
4.OKをクリック
◆Gmail用でもグループ分けが使えるように変換する◆
さて、先ほどPCに保存したアドレス帳データをGmailへ移植します。
すぐさままるっと移植もできちゃうのですが、実はそうするとグループ分け設定が反映されません。
「家族」「先輩」「同級生」「同僚」「得意先」などとグループ分けしてアドレス管理をしている方も多いのではないでしょうか?
私もそのひとりです。
このグループのひとたちに一斉にお知らせメールをしたい、というような時にグループ分けしてあると、大変便利です。
これがGmail運用することで使えなくなるとしたらえらいこっちゃです。
そう思ってなんとかならないか、と調べたらありましたよ!
グループ分けをたもったままアドレス帳を移す方法が!
ありましたっていうかそのための手段を作って下さっている方がいました。神か!
(でもWindows専用だと思う、たぶん。)
参考:vCard形式をGoogle CSV形式に変換するスクリプトを書いてみた
ちなみにiPhone本体の連絡先もグループ分けには対応してません。
そういう項目がないのです。作れや!と思うけどしょうがない。【訂正】すみません。iPhoneにもグループ分け設定ありました↑
が、普通にやるとすっごくめんどくさいので、次回記事でカンタンなやり方をご紹介します。
前置きが長くなりましたが、さっそくやってみましょう。
1.
パソコン上の任意の場所(デスクトップとか)に新規でテキストファイルを作成する
右クリック→新規作成→テキスト文書(Text Document)
→ 「新しいテキスト ドキュメント.txt」が作成される
2.
先ほどの記事へ行き、後半に掲載されたプログラム部分をコピー。
(四角で囲われた、Option Explicit~から始まる500行の文章です)
それを「新しいテキスト ドキュメント.txt」の中身にペースト
3.
ファイル名を拡張子まで含めて以下のように変更
「新しいテキスト ドキュメント.txt」→「vCard2GoogleCSV.vbs」
これでスクリプトファイルが完成
4.
わかりやすい名前のフォルダを新規で作り、その中にauアドレス帳ファイル(.vcf)と「vCard2GoogleCSV.vbs」を入れる
5.
アドレス帳ファイル(.vcf)を「vCard2GoogleCSV.vbs」にドラッグさせる
6.
拡張子 「.csv」のついた新しいファイルが作成されているはずです。
これでGmail用にカスタマイズされた連絡先ファイルが完成です!
このファイルでgmail適応すると、auから抽出しただけのファイルを直接Gmail移植した場合よりも以下の点で優れています。
・携帯電話のグループ分けを移行可能
・ふりがなを移行(名前(フリガナ)、姓(フリガナ)両方、JBook2で読めます)
・ふりがなに入ってしまうゴミ(;)が入らない
・住所をインポートし、郵便番号を先頭に配置する
すごいね!!
◆GmailにCSVファイルを取り込む◆
いよいよ最終仕上げのインポート作業をば!!
1.
Gmailにログイン
2.
画面左上の赤文字のGmailの横の▼をクリックし「連絡先」を選ぶ
3.
「連絡先をインポート」を選択
4.
「参照」ボタンをクリック、さきほど作詞したCSVファイルを選んで「インポート」をクリック
5.
これでグループ分けした状態でGmailに取り込まれました!ヒャッホウ!!
6.
「●月●日にインポートした」というような名前のグループも作成されてしまいます。
ウザイので削除しましょう。
いまインポートしたアドレス全てが含まれていますが、あくまでグループ設定だけで、アドレスそのものは消えませんのでご安心を。
携帯のグループ分けとは違い、Gmailでは概念としてはタグ付けのようなものなので、1人を複数のグループに所属させることができます。
たとえば中学も高校も同級生だったという友人がいたとします。
今までならば「中学」グループのみ、もしくは「高校」グループのみの登録でした。
仮に中学の登録にしていて、高校の友人に一斉メールを送りたいというような場面で、その友人はわざわざ中学のグループからひとりだけ呼び出さないとならなかったわけです。
Gmailでは両方に登録できるため、このような手間がかからずとても便利です。
それでは、次回はこのグループ分けをモトに、送受信メールのフォルダ自動振り分け設定をしたいと思います。
この設定もめんどくささMAXですが、ここまでやったなら最後までやりましょうね!
ではまたお会いしましょう~!!
コメント
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この連載を終えないと、ライブの暗譜に身が入らない・・・!
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@mak_Makura 赤ちゃん抱っこしながら、連載の続き書きました♪ 次の記事が最も大変なのですが、最後まで頑張ります♪ http://t.co/FBt0PuFE
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