【WDW旅行-準備編16】アメリカの現地SIM(T-mobile)の入手とアクティベート【オーランド】

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フロリダのウォルト・ディズニー・ワールド&ユニバーサル・スタジオの旅(2017年)の旅行記連載です。

当記事は【準備編16】となります。
今回の内容は

「16.アメリカの現地SIM(T-mobile)の入手とアクティベート」

前回までに旅行日程決め、飛行機予約、ユニバーサル・リゾートホテル予約・WDWのパーク&ホテルの予約・My Disney Experience設定・WDWの大まかなスケジュール決め・マジックバンド設定・レストラン予約・FastPass+予約・WDWホテルのオンラインチェックイン・マジカルエクスプレス予約・WDW予約金入金・ESTA取得・ユニバーサルのパークチケット購入・メモリーメーカー購入・海外旅行保険加入・ビーアワゲスト・レストランのメニュー予約まで完了しています。

全ての記事の目次はこちら↓です。

木村聡子PR
木村はオタクですが本業はプロの歌手・声優です。(ProfileVocal
主な出演作:ディズニー「魔法にかけられて」ジゼル(主役)・「アナと雪の女王」
「美女と野獣2017」・「名探偵コナン~戦慄の楽譜~」千草らら役歌唱 など。
メインのSNSはFacebookで、twitterに転送してます。
Instagram(親バカ写真)もちょこっとやってます。
Welcome Symphony
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◆現地のWiFiについて◆

今回行く予定のユニバーサルとディズニーに関してはWiFiがあります。
パークもホテルも完備されてます。
あ、空港もあります。

が!
正直不安定。

ユニバもディズニーもやはり利用する人数の規模が万単位のせいか、よく切れるし、速度も遅く感じることが多かったです。
またWDWはホテルとパークの間のバス移動はWiFiはありません。
(都バスにはあるのにね~)

とはいえ、無料で使えますので、WiFiだけで頑張るのもひとつの手です。

というのを前提で言いますけどね。
個人的にはWiFiだけだと厳しいと思うわぁ。
15年前は別になんとも思わなかったけど、このご時世でネットにつながらない時間があるとかむりむりむりぃ。
(飛行機で飛んでる時間だけはしょうがないけどそれもつらい)

ということで、なにかしら現地での常時接続可能な回線を用意すべく、いろいろと調べてみました。

◆モバイルWiFiレンタル◆

モバイルWiFiって名前からして誤解されがちだけど、スマホのWiFi接続で4G端末につないでいるだけで、ネットに繋いでいる回線はWiFiじゃないからね。
日本でいうdocomoやらauのような回線キャリアの現地回線に接続するわけです。
だから我々が普通に持っているスマホの4G(LTE)や3Gとまったく同じ。
日本でレンタルしたポケットWiFi端末を現地で電源入れて、現地のキャリア回線を意識せずに使うというシステムです。

有名なのはグローバルWiFiやイモトのWiFi。

色々プランがありますが。
私が日本で使っているのは1ヶ月6GBのプラン。日割りで約200MBです。
それより多ければ問題なし。仮に少なくても現地のWiFiと併用すれば1日150MB程度でも全然足りるはず、という観点でプランを見ていきましょう。
(ただし、1人あたりの容量なので家族で共有する場合はそれも考慮すべし)

参考にするのはkakaku.comの海外WiFiレンタルページ

フォートラベル GLOBAL WiFi 通常プラン(250MB・4G):470円
グローバルWiFi 通常プラン(250MB・4G):480円
グローバルWiFi 大容量プラン(500MB・4G):680円
イモトのWiFi 大容量プラン(500MB・3G):600円
イモトのWiFi 大容量プラン(500MB・4G):780円

こんな感じの値段です。
最安値の1日470円のプランで14日間で6580円です。
2人で使うから500MB大容量プランとするとグローバルWiFiで14日間9520円


複数人数で接続するのは推奨された使い方ではありませんが、複数のスマホを1つのモバイルWiFiに接続することは可能ですので、1家族1契約で済みます。

ただ、契約プランを超える量のデータ転送をすれば低速モードになりますし、別行動をすると誰かひとりしか回線を使うことができなくなります。

9520円ってまあまあのお値段よね。
2人で使うから2で割って4800円弱か。

なんか、この値段払うならばもう少し快適に使える方法があるのではないかという気がする・・・。

・レンタルWiFiって壊したら弁償だよね・・(保険もあるけど高い)
・スマホとWiFiルーターの両方のバッテリーを気にするのめんどい
・別行動するとどっちかは使えない
・モバイルルーター重い
・WiFi接続だとなぜかGPSがうまく働かないことがけっこうある
・受け取りと返却がめんどくさくて緊張感ある

こういうデメリット↑があってレンタルWiFiってちょっと気が重いんだよね。

せっかくおかんも私もiPhoneがSIMフリーだからなぁ~。
現地キャリアのSIMを手に入れて安く使えないだろうか。

そう思って調べてみたら、あったんですよ!!奥さん!

◆T-mobile◆

そういえば5年ほど前にNYに行ったときは、わたくしAT&TのSIMを友人に借りて契約して使いました。

2017年の現状はどうなのかを調べてみたところ、現地SIMを購入して旅行者が短期契約して使うのに一番適しているのはT-mobileであることが判明しました!!

1ヶ月30ドルでデータ量は5GB+通話が100分
2週間しかいないのでちょっともったいないのですが、それでも30ドルって3500円程度。
えっ、やす。

SIMは別途購入する必要がありますが、日本のAmazonで購入しても1300円程度なので合計で4800円
2つ契約して9600円。えっ、グローバルWiFiの大容量プラン(14日間)と同じ値段。
仮に3週間なら30%も安いわけで。もしくは1人なら半額以下なわけで。
それで、日本にいるときみたいに普通にiPhoneだけで使えちゃうの?
え、超いいじゃん。超安いじゃん。

ということで、勇気を出してレンタルWiFiはやめて、T-mobile SIMで行くことにしました!!

【注意1】
使う端末がSIMフリーじゃないとダメです。
iPhoneの場合はApple Storeで購入した端末ならばSIMフリー。
あとはiPhone6s以降の機種ならば、購入後半年経過した端末は各キャリアのサイトにてSIMロック解除の手続きを行うと、手数料無料でSIMフリー端末となります。
(キャリアショップ店頭だと手数料が3000円もかかりますよ)

参考

【注意2】

キャリアサイトでSIMロック解除手続きをすると、すぐにSIMロックフリー端末になるのですが、実は端末のアクティベートが必要です。
操作は画面の指示通りに進めるだけなので全く難しくはないのですが、現在契約のキャリア以外のキャリアのSIMを本体に挿入する必要があります。
docomoで買った端末をSIMフリー化したならば、auかSoftBankのSIMを挿入するとアクティベートされます。

アクティベートはネットに接続された状態で行われますので、WiFiに接続した状態でSIMを挿入する必要があります。
1度SIMロックフリーのための端末アクティベートをしてしまえば、別のキャリアのSIMを入れたときに再度アクティベートする必要はなく、即座にそのキャリアに接続されます。

つまり!

端末をSIMロックフリー化のアクティベートをせずにアメリカに到着してしまった場合、T-mobileのSIMを挿入した時点でWiFiに接続されている状態でなくてはならないわけです。
空港にフリーWiFiはあるとは言え、入国審査を受けたり荷物を受け取ったり、次の移動の交通手段を確保したりやることがたくさんある状態で設定するのはかなりイライラします。
できれば飛行機内でSIMの入れ替えを行い、アメリカに到着した瞬間にはT-mobileの回線が使えるようにしておきたいものです。

ということで日本にいる間に、SIMロックフリー手続きとアクティベートをしておきましょう。
(つまり誰かに他キャリアのSIMを一瞬貸してもらってアクティベートをしましょう。)


この時点で何を言っているかさっぱりわからないという人は、モバイルWiFiを借りた方がいいです。
SIMやキャリアの概念を充分理解していないととても危険です。

【注意3】

T-mobileのSIMを入れている間は、そのスマホ(iPhone)はT-mobileの端末となります。
つまり、電話番号もアメリカの国内番号が割り振られ、アメリカ国内の携帯として現地で使用することができます。
これは意外に便利で、My Disney Experienceにもその番号を登録しておくと、何かあるとホテルから電話をもらえますし、こちらからもアメリカ国内番号に普通に電話することが可能です。
また、タクシーのUberも現地番号で登録して呼び出すことができるため、運転手との通話もできますし、その番号で新規登録して初回クーポンを使用できます。
次回記事で書きますよ!
(ちなみにT-mibileを使用中は国内キャリアSIMははずされている状態になりますので、その間は日本の番号は常に圏外にいるという扱いになります)

◆SIMを手に入れる◆

SIMは現地で手に入れるのが一番安いのですが、必ずしも電気屋やT-mobileショップで扱っているとは限りません。というかむしろ手に入りにくいようです。
仮に現地で入手できたとしても、契約手続きをするために何時間も使ってしまってはいくら安くても時間の無駄で結局損をします。

ということで、SIMは日本で買いましょう

私はAmazonで購入しました。

記事を書いている2017年4月現在は2000円弱になっていますが、私が購入した昨年9月は1300円でした。
また下がるといいね・・・

気をつけたいのは、類似商品がたくさんあることです。
「あれ、こっちの方が安いじゃん」とか思って間違ったものを買うと無駄になります。
SIMカードだけではなく「アクティベートコード」 がセットになっているStarter Kitが必要です。
アクティベートコードがないと、ネットで契約することができませんのでキャリアの店頭に行かなくてはなりません。 (そうすると手数料が必要で全然安くならない。)

私が調べた限りはリンク先の商品を素直に買うのが一番確実です。
Nano SIMサイズ対応ですので6s以降のSIMロック解除されたiPhoneはどれもOK。

【中身】

折りたたまれた紙とカードが入っています
紙にはアクティベートコードが書かれてます。
なくしたらえらいことなので購入したらすぐに写真で記録。

SIM-01

カード表はこんなん
SIM-02

カードの裏はこう。
SIMカードはnanoSIMだけでなく、マイクロSIMや通常SIMサイズも対応しています。
SIM-03

◆SIMのアクティベート◆

アクティベートという言葉は端末のSIMロックフリー化の際も使いますので混乱しやすいのですが、この場合はT-mobileの「契約」というくらいの意味ととらえてください。

契約したらその日から30日間という使用期限になります。
なので、帰国日から数えて30日以内にアクティベートしましょう。
何か事故等で帰国が伸びる可能性もゼロじゃないので、私は出国2日前にアクティベートしました。

やり方はそんなに難しくはありません。
参考にしたのはこちらのサイト。

上のリンクした記事の通りですが、私がアクティベートしたときのスクショもあるのでせっかくですからどうぞご覧下さい。

①T-mobileのトップページの右上のメニュー一覧からPrepaid Plansを選択

Tmobile-01

Tmobile-02

②上のメニューの[ACTIVATE]を選択

Tmobile-03

次で[Activate now]を選択
その次で[iPhone]を選ぶ→次で[Get started]を選ぶ

セットアップ画面に飛びます。というか最初からここに行っても良いw

Tmobile-04

[SIM number][iPhoneのIMEI][Acrivation code]を入力

IMEIの調べ方→(APPLE公式ページ
ちなみにここで入力したIMEIの端末じゃないとこのSIMが使えないロックがかかるというようなことはなく、登録時に一応入力させるだけのようです。

④次の画面で自分の情報を入力

Tmobile-05

現地での使う場所をノースカロライナ(NC)にしたのは電話番号に[919]が入るからです。(娘の誕生日)
ここは実際に使う場所じゃなくてもアメリカ国内ならどこでもOK

⑤プランを選ぶ

もちろん30ドルプランで。

Tmobile-06

⑥確認画面で[Next]をクリック

Tmobile-07

⑦支払い画面

Tmobile-08
この時点でアメリカで使用するT-mobileの電話番号がわかります。

⑧クレカ決済画面

Tmobile-09

・プリペイドする金額(前払い金額)を選べますが、当然ですが30ドルで。
・Auto-payもノーサンキューにしないと勝手に来月引き落とされますよ。

⑨確認画面で完了

Tmobile-10

契約完了!SIMはアクティベートされました。

この作業を二人分行いました。

ここから1ヶ月はT-mobileのSIMが使えるわけですが、この時点で日本にいるので、本当に問題なく使えるのかはアメリカに着いてみないとわかりません。
かなりドキドキでしたが、飛行機の中でSIMを入れ替えて、乗り継ぎのためのシカゴの空港に到着した瞬間電波が立った時には感激でした!

(アクセスポイントの設定等は必要ありませんでした。SIMの入れ替えのみで即座に繋がりましたよ!)

denpagatatta

◆30ドルプラン廃止◆

ここまで書いてアレなのですが、この記事を書いている途中で、T-mobileの30ドルプランが廃止されたことがわかりました。泣けます。
私たちは滑り込みセーフだったようです。

参照


現在は45ドルプランになっています。
まあ30ドルプランは安すぎて儲からないだろうなっていろんなところで言われてたもんね、しょうがないね。

30ドルプラン:100分の通話+5GBデータ通信
 ↓
45ドルプラン:通話し放題+4GBデータ通信

ということで1GB減ってしまったのが少々悲しいですが、WiFiと併用ならば充分なレベルです。
テザリングは制限があるようなので、やはり1人1契約する方がいいでしょう。

現在SIMの価格が2000円弱になり、プランも15ドル値上がりしたことを考えると、2週間程度で2人で使うならモバイルWiFiの方が手軽で安くなります。
ただ、これが3週間以上の旅になるとSIMの方が安くなりますし、そもそもモバイルWiFi端末を持ち歩いたり、共有したりはイヤだなと思う方はやはりT-mobileの契約にはメリットがあります。

私自身は今回45ドルだったとしても、T-mobileを利用しただろうなと思います。

◆050番号も取得しましょう◆

最後にけっこう重要なアドバイス。

いまはLINEやSkypeやFacebookメッセンジャー等でスマホ同士は海外でもパケット代だけで通話できますが。
固定電話やスマホ以外のケータイとの通話は番号がやはり必要。
T-mobileのSIMを入れればその瞬間アメリカの電話になりますので、日本の固定回線等と通話しようとすると、国際料金がかかります。

そこで、050で始まる番号を取得しておきましょう。
これはLINE通話と同じよう4G回線やWiFiなどのデータ回線を利用して通話を行います。
しかし、050-xxxx-xxxxの11桁の国内番号で発着信ができるのです。

その番号をあらかじめスマホ非所持の家族や仕事先等に教えておけば、緊急時にかけてもらえます。
もちろんこちらから日本の番号にかけるのもOK。
相手も050番号ならばなんと通話無料。
国際通話料はかかりません。国内にいるときと同じ利用料で使えます。
ということは、一緒に旅行するひとがそれぞれ050を持つと、WiFiに繋がっていれば通話無料。あら素敵。
(フランス等、一部利用できない国もあります。アメリカはOK)

類似サービスはいくつかありますが、月額料金不要のSmartalkを私は入れてます。

SMARTalk -スマホの通話料をトコトン安くする- (無料)
App
販売元: Rakuten Communications Corp. – Rakuten Communications Corp.
☆価格は記事執筆当時のものです。

◆まとめ◆

この時点で出発まであと数日です。

飛行機・ユニバホテル・WDWホテルとチケットの予約・My Disney Experience登録・アプリインストール・予約のリンク(紐付け)・WDWの大まかなスケジュール決め・マジックバンド設定・レストラン予約・FastPass+予約・WDWホテルのオンラインチェックイン・マジカルエクスプレス予約・WDW分の入金・ESTA取得・ESTA取得・ユニバーサルのパークチケット購入・メモリーメーカー購入・海外旅行保険加入・ビーアワゲスト・レストランのメニュー予約・アメリカ現地SIMの入手とアクティベートが完了しました。

次記事→
【WDW旅行-準備編17】Uberアプリのインストール&利用方法【オーランド】

この旅行記連載の全ての目次はこちら↓です。

米国ディズニーの旅はミッキーネットで!
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