HHKBをiPadで使ってノートPCより快適モバイルしちゃってます

ScanSnapプレミアムアンバサダーの木村聡子です。
がっつりスキャナ生活を送っているわたくしがプレミアムアンバサダーに任命されたのは2013年。
そこからずっとメーカーのPFUさんとはお付き合いがあるわけですが。

PFUの主力商品はScanSnapのほかにもうひとつありまして。

それがHHKB(ハッピーハッキングキーボード)です。

そのキーボードがさぁ、とんでもねぇやつで。
32000円もすんの!しかも税別で!
税込みにすると35000円もすんの!
ボリすぎだろー。

いやだってね、ScanSnapはさ、フィーダー付きスキャナの相場から考えても、その機能から考えても、5万以上するのはまぁわかるやん?
でもさ、キーボードって1000円くらいで買えるやん。んで、べつにそれで平気やん。

・・・というようなことをPFUの偉い人に面と向かって言っちゃう女なので、昨年末のHHKB新製品発表会に招待されないというwww

そんな私がHHKBを使うことになった経緯と、実際使ってみてどうなのかっていう話を書いていきたいと思います。

【この記事の内容】
・HHKBが我が家にやってきた
・機種を選ぶ
・最初に設定したこと・戸惑ったこと         
・で、どうなの。使い勝手は
・オプション品
・まとめ
木村聡子PR
木村はオタクですが本業はプロの歌手・声優です。(ProfileVocal
主な出演作:ディズニー「魔法にかけられて」ジゼル(主役)・「アナと雪の女王」
「美女と野獣2017」・「名探偵コナン~戦慄の楽譜~」千草らら役歌唱 など。
メインのSNSはFacebookで、twitterに転送してます。
Instagram(親バカ写真)もちょこっとやってます。
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HHKBが我が家にやってきた

そんなHHKBに興味がない、むしろアンチな私ですが、ScanSnapは超ラヴなのです。
で、プレミアムアンバサダーはPFUの忘年会に呼んでいただけて、毎年すごい楽しみにしていました。

昨年末もルンルンでお出かけして、みなさんとお喋りして楽しい時間を過ごしたわけですが、毎年くじ引き大会がありまして。
それはEvernote有料版のついたポストイットがあたり、わりとホクホク。

そのほかに突発的にジャンケン大会があります。
もともと予定されてたものと、主催者が頭おかしくなって追加に豪華商品投入みたいなこともあり。

わたくし、その追加投入されたHHKBの回で優勝してしまいました
もう2020年の運をそこで使ってしまった感。

機種を選ぶ

そんなことで、HHKBをいただくことになったわけですが。
HHKBってさ、めっちゃ機種の数多いんだよねー

公式サイト

機種一覧は直販サイトで

で、どれでもいいから一つくれるっていうからね、もちろん一番ええやつにしたいじゃん?
でもどれだかわかんないじゃん?
とりあえずシリーズごとに何が違うのかを調べてみました。

HHKBの3シリーズ

①Type-S:32000円+税
接続はUSBとBluetoothの両方・キーマップ変更可・キーの構造が一番いい感じ(静音性高し)
英語配列(白・黒・無刻印白・無刻印黒)・日本語配列(白・黒)

②Hybrid:27500円+税
接続はUSBとBluetoothの両方・キーマップ変更可
英語配列(白・黒・無刻印白・無刻印黒)・日本語配列(白・黒)

③Classic:23000円+税
接続はUSBのみ
英語配列のみ(白・黒・無刻印白・無刻印黒)

で、この3つのシリーズのうち、上位2シリーズは配列日本語・英語色、白・黒・無刻印白・無刻印黒の4色ですが、モデルによってはない組み合わせのものがあったりしてややこしい。
(無刻印は英語配列のみ。Classicsには日本語配列はなし。ちな、黒は正確には墨という名前です。)

つまり、6+6+4で全16機種

頭おかしいね、このラインナップ。

HHKBに興味なかったひとつの原因はこれよね、訳わかんないんだもん。
なんかチャート方式とかで選べるようなコンテンツが公式サイトにあればいいのに。

—————————————-

ということで私がもらう機種をどれにするか。

もちろんシリーズとしてType-Sは決定として。

色は、忘年会の2次会で見せてもらったり、他のひとの意見聞いたりして検討。
無刻印は論外、黒はかっこいいけど角度によっては刻印が見にくいってことで。
最終的にスタンダードにと決めました。
黒、カッコいいけどね・・・カッコ良さより使いやすさよね・・・よね・・(後ろ髪)

あとは日本語配列か英語配列か。
これが選び方なかなかわからなかったんだけど。

ざっくり言うとWindowsに繋ぐなら日本語配列
MacとiOSに繋ぐなら英語配列を選ぶべしと教わりました。

アットマーク[@]などのくつかのキーの場所が違うのです。MacとWinで。
あと十字キーが違う。
日本語配列は独立した十字キーがある。
対して英語配列はコロンとかクエスチョンマークのキーを[Fn]キーと同時押しして十字キーになる。

そんな感じの違い。

迷いに迷って、メインのPCはWindowsなんだけど実家にいるときやモバイル用でiPadでの作業専用に、英語配列にしました。
Type-Sの英語配列の白、とお願いしてから届くまで、本当にそれで良かったのかちょっと迷ったりもしましたよ。

これです(白が品切れでリンク貼れないので黒で。

最初に設定したこと・戸惑ったこと

年明けに宅配で届いたHHKBさん。
相変わらず35000円もするとは思えない地味なたたずまい
だってさー、これだよ? ザ・事務用品。

もうすこしスワロフスキーでキラッとするとかマイメロディとかすみっこぐらしをあしらうとかさ、何かやったらいいのに・・・。

気を取り直して、使い始めるにあたって、戸惑った点や設定を工夫した点などを。
マニュアルないと直感では設定できませんので、添付されてる紙を熟読しましょう。

①Bluetooth接続

HHKBのこのモデルは4台の端末(PCやiPad)を登録して接続を切り替えることができます。
その接続がややわかりにくい。
私は10.5インチのiPad Proと12.9インチの大きいiPad Proの2台を使うのですが、メインは10.5インチの方にしたいので、そっちを1台目に設定しました。

2台目以降のHHKBを接続するのがちょっとめんどくさいのです。

↑この取説の通りにやると、2台目のBluetooth設定では「HHKB-Hubrid_2」のように末尾の数字で何台目の登録なのかがわかるデバイス名になります。

 

同じモノなのに違う名前で認識させるっていうのがおもしろいね。

ちなみに、端末を切り替えるときは↓この動作で。
つまりキーボード1台にiPad2台広げてて、交互に両方のiPadにタイピングするような時ね。あと、前回接続してたのとは別のiPadに繋ぎたい時。

②Macモードにする・DeleteキーをBackSpaceに

HKKBは出荷時はWindowsモードになっています。
今回はiPad専用機として使うつもりなのでMacモードに切り替えなくてはなりません。

それから、[Delete]キーです。

デリートって使う? カーソルの後ろを消す作業ってほどんどなくない?
普通 Backspace(前を消す)よね。でも英語配列モデルは[BackSpace]キーがないので、DeleteキーをBackSpaceとして動作するように変更しました。

このふたつは取説に書いてあるとおり、キーボードの底面の小さいDIPスイッチを物理的に動かすことによって設定できました。
今回の場合は[2]と[3]を[ON]に動かしました。

③日本語・英語入力切り替え

これがねー、Windowsユーザーの私にはなかなか覚えられない。今もまだ戸惑う。
[Control]+[Space]の同時押し日本語かな→英語→日本語ローマ字入力と切り替わっていきます。
このふたつのキーが微妙に離れてて手の小さい私には押しにくい。
ということで、キーマップチェンジでSpaceキーの右どなりの[Command]キーを[Control]に変更しちゃおうかなと思ってます。(追記→やったよ、できたよ、便利だよ)

キーマップの変更はパソコンから専用ツールで行えます。(参照記事

[HHKBダウンロード]

その他いろいろ初心者向けにごりゅごさんが解説してるので目を通すべし。

で、どうなの。使い勝手は

うん、いいよ。とても文字は打ちやすい。
Apple純正のiPad用スマートキーボード(カバーと一体化してるやつ)はキーが極浅だからね。
打鍵感がないに等しい。ぺっこぺこ。
HHKBは打鍵感がしっかりあるのに、静か。かちゃかちゃ言い過ぎない。

たぶんみんなこの感覚を35000円で買ってるのよね・・・。
でもごめん、まだ私はそこまでの価値はわかんない~。

ただ、このキーボードを持ち歩くようになってから、外で原稿書きが進むようになったというFlick!の村上琢太さんのお言葉はけっこうわかる。

つまり、プロ向けなんだなぁという感じ。
一日中キーボードで文字入力するような仕事の人たちの支持が高いってのはそういうことだよね。
私はそうじゃないからそこまではわかんないってことなのかも。

でも、いまこのブログもiPad+HHKBで書いてるんだけど、すごく打ちやすいし、手が進む感じはある。
Surfaceで書いてたときはキーボードがヘナヘナでよく手が止まってた。
でもデスクトップがある部屋以外は結局ノート使うしかないから、それでやってたけど、どうもやりにくかった。だから生活変わってデスクトップの部屋にいる時間が少なくなってから、ブログ自体書かなくなっちゃったのですよ。(なので2年くらいほとんど書いてなかった)

部屋の中でも外出先でもほとんど持ち歩いてるiPadがブログ書きに使えるのであれば、今までよりももっとたくさん記事書けるかなぁと思います。
がんばろうっと。

あと長いメールの返事書くときもiPhoneよりiPadとキーボード繋ぐ手間かけても、こっちの方がいいね!

オプション品

でね、さっそく一度やってみたのよ。
近所のローソンでノマド。

どう?ごりごりのヘンタイだろう??

iPadを縦で使えるのがいいやね。
ブログ記事をWordPressの画面で打ってると、縦が短いと全体がわからなくて文脈が自分でも見失うことあるんだよね。
縦長画面はすごく書きやすい。
ワードで文書作るときなんかも紙面と同じ方向に出来るのがとても良き。

この時もなかなかいい感じで作業も進んだんだけどね、行き帰りがすごくイヤだったの。
かばんの中でなんかカチャカチャ言いそうで。
ほこりもキーの間に入りまくるやん。

ってことでFacebookで相談したのね、みんな持ち歩きどーしてんの?って。
わらわらとアドバイ厨(褒め言葉)がたくさん湧いて出た出たww
コメント46件とかになってる。

んでわかったんだけど、オプション品がたくさんあるのね、ケースとか。
これらのオプション品はPFUではなくバード電子というメーカーから公式に純正品として出てるんだけど、そこのしゃっちょの斉藤さんがFBでその書き込み読んで、まるっと一式送って下さいました。ありがたや。
(あ、ケースだけは自分で楽天で買ったょ)

届いたものがこちらの4つ。

①スマートケース2

②キーボードルーフ

私がいただいたのはスモークタイプだけど透明タイプもある


③吸振マットHG


④ウッドパームレスト

③と④は頼んでないのに強制的に送られてきたw
んで、これらを導入した結果がこちらです。

結論的に言うと、全部必要。ないとアカン。
が、キーボード単体だけ買っても価値半減。

最初からHHKBを買わないか、フルセットで買うかのどちらかって感じした。

パームレストは持ち歩けないかもしれないけど、①~③のケース・ルーフ・マットはどれも必須。
①②のケースとルーフは持ち歩くときに傷つけないためのものなので、家で使うならいらないかも。
いや、ルーフはあった方がいいな。ホコリよけになる。

ルーフ付けてケースにいれるなら、私が買ったベロクロの蓋つきタイプ。

ルーフ無しなら筒形ですね。でも塩澤教授のお話では、ルーフつけてもギリッギリのキッツキツで入ることは入るみたいです。

で、一番感動したのはマットね。
これ裏に貼ると全然滑らなくて安定するし、振動を抑えられて指の疲れも少ないし、音も小さい。
貼ったあとに貼ってないキーボード使うと、不安定でイライラしちゃうかも。
知らなくていい世界を知ってしまった感、ある。

あれ・・・じゃあすごいのはHHKBじゃなくてマットなのか・・・??ww

【追記】
そんなワケで実際に普段使ってるコロコロキャリーバッグに入れて持ち歩けるか実験した投稿がこちらです。

むしろ、HHKB云々よりこのキャリーがすごいって話か。
そんなあなたはこちらの記事もご覧下さい。

頸椎ヘルニア&ストレートネックの木村聡子です。 首のヘルニア発症は若干19歳。 牽引したりしながらずっとお友達として生きてきましたが、調子の悪いときは腕がしびれてあがらなくなります。 ストレートネックにより頭の重さ...

まとめ

オプション品を全部揃えると15000円以上するし、キーボードと合わせたら5万円超えてくるんだよね。
ウケるww

つまりさ、普通は買わないよねw
キーボードが5万て。

ハッ、そうか。

ジャンケン大会で私の所にこの子達が来たってことは、変態の神様が私を選んだということなのね。
しかたない、5万出しても買うべしとわかるまで使って行こうと思います。
その価値がわかるまでブログ書いたとき、私は次のステージへと登るのだ。

そう、われは選ばれし者なり。

あ、でね、選ばれし者なんだけど、マウスも同時に導入したりけり。
次回それ書くあるよ。謝謝!

【追記】

シリーズ続編ふたつ書いたよ!!

前回HHKBをiPadに導入したという記事を書きました。 目的はパソコンとほぼ同じようにiPadを使えるようにすることですので、キーボードと同時にマウスもゲット。 実際に使ってみてどうなのか、というような...
HHKBをジャンケン大会優勝の商品としてゲットして以来、パソコンレス生活を加速させている木村聡子です。 現在までにBluetoothキーボードのHHKBとエレコムのBluetoothマウスを接続して家庭内でも外出先でも...
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