◆◇ 2日目 ◇◆

午前中はご近所で。

ホテルの予約、今回は朝食付きしかとれませんでした。
朝は食べないことが多いので、もったいないなぁと思いましたがしょうがない。
せっかく予約があるので、モーニングビュッフェへ。
・・・まずい。残念。
レストランの窓からは隣のロイヤル・メリディアンが見えます。
隣はおいしいのでしょうか。とかなるべく考えないように・・・。

さて、今日は上海を把握するために行き当たりばったりご近所からぶらぶらすることに。
ホテルは人民公園駅近くですが、そこから出る観光用ミニ電車にまず乗ってみました。

  

運賃をどう払うかわからなかったのですが、とにかく強引に乗り込んでみたら、出発前に徴収にきました。
その額、2元。30円です。激安!!
いろいろな模様があったのですが、私たちの乗ったのは犬型だったので、ワンコバスと命名。

  

バスから降りると地下鉄の隣の駅、南京東路です。そこから人民公園に戻るかたちで散歩開始。
お菓子屋さんや雑貨屋さんなどを流すも目ぼしいものはなし。
大きいショッピングセンターなどが何件も並んでますが、そこに入り始めたら一日使っちゃうのでスルー。
にしても、午前中なのにすごい人出。そして暑い・・・。

ガイドブックで気になっていた「上海第一医薬商店」に入ってみました。
普段うちにおいてある常備薬(ヨーロッパ製)が日本よりもずいぶん安いはずなので、見てみたかったのです。
そしたら、ありましたよ!!
日本で普通に買う約2割以下(80%OFF以上)の値段。ネットの個人輸入するのと比べても半額くらい。やすぅぅっ!!
てことでたんまーり購入♪ 1年以上もちますな。

その後、ホテルのすぐ隣にある子供用品専用デパートを流してみました。



ぴぃ2号へのおみやげに、万博柄のTシャツをゲット。
かなりかわいカッコイイ柄でけっこう驚きでした。ぴぃ2号が実際に着用した写真では、足の短さにも驚きです。

  

さて、午後に地下鉄で移動することを踏まえ「人民広場駅」で交通カードを買うことにしました。
交通カードは要するに東京でいうSuicaで20元のデポジット+チャージで乗り物に乗れるカードです。
バスやタクシーにも使えて超便利。なれない券売機でおろおろして地元民に怒られる心配皆無です。

が!!なんと売り切れ。
売り切れってある?そんなものが。日本でSuica売り切れって遭遇したことないぞ!
午後2時に入荷するよと言われ、あえなく退散。なんだか疲れがどっと出て(早っ)、ホテルに戻ることに。

ちょうどお昼ごはん時。
昨日の成田空港でのリベンジを果たすべく、サブウェイのサンドイッチを食べることにしました。
ホテルにサブウェイがあるのよ、便利〜。あとコールド・ストーン・クリーマリーもありました。
イタリアンサンドをチョイス。マスタードたっぷり。上海までなにしに来たのかねぇ。でもおいしかった。

 

ついでに昨日の深夜コンビニでゲットしたバナナポッキー(グリコ製)を食べちゃいました。うま。

豫縁

ランチ小休憩後、ザ・観光地の豫縁へ行くことに。
人民公園駅で上海Suicaも無事ゲットできました。有人のサービスカウンターで買えます。
デポジットは20元。30元のチャージをしました。バスもタクシーも使えて便利よ。

運賃は豫縁までの2駅で3元(45円)。やっすーい!
上海は13号線まであって、東京並みに地下鉄が発達してます。
ほぼすべての駅でホームに落ちないよう安全扉が設置されてます。

豫縁はもともとはエラい人の庭園なんですが、有料の庭園そのものよりも豫縁商城が大人気。
何百軒もありそうな、お店の集合体です。建物がザ・中華なので買い物しなくても楽しめそう。
しかし!想像を遥かに超える混雑。暑くてかなわん。
庭園は有料なので入らず。商城も広くて半分だけ流して退散しました。混んでて身動きできないんだもん!

 

豫縁商城の向かい側にはこんな雑多なお土産やさんも。
100円均一みたいな感じで、5元均一コーナーとかもありました。



そうそう。中国の貨幣単位は「元」でこの旅行当時は1元=15円でした。
が、なんだか驚くのは店頭でのプライス表示が元も「¥」なのです。
¥100とあったら100円ではなく10元で1500円。日本人にとってはぬか喜びの連続です。(笑)

万博へ!

さて、唐突に上海万博の夜間入場券(会場のみの販売)で様子見をしに行くことに。
明日以降もういちど気合入れて行く前の情報収集ね。

中国館に一番近いゲートから行きましたが、まずチケット売り場が駅から遠い!
そしてチケット売り場からゲートが遠い!
中に入った時点でヘトヘトな日本人親子。

ちなみに夜間入場券は17時から入場可能ですが、16時から売っていて、チケットを持っていれば入場できます。
当日のみ有効なので前日までに買っておくことはできませんが、17時を待たずとも入れます。かなりいい加減です。
あと普通券は、上海市内のコンビニなどで入場券が買えることになってますが、実際はソールドアウトです。要注意です。

 
会場の外のチケット売り場から撮ったもの。万国旗と中国館。 / 会場内から撮影した中国館。永久保存なんですって。

さて、万博は大きくわけたゾーンがAからEまであります。
しかもDとEは川を隔てた向こう岸にあり、とにかく広大です。
まあ、中国ですからね。

結論から言うと、Aゾーンのみで力尽きました。無念。
足が死んでしまって。。。
21時まで5時間ほどいましたが、主要パビリオンは全く入れず。
中国館は整理券がないとダメなので最初から眼中にありませんでしたが、日本館も行列がハンパなかったです。

入れたのは中国地方館、パキスタン館、イスラエル館、北朝鮮館、くらいかな。
ここからは写真オンパレード。覚えているものだけコメントありで。

 
中国館の1階部分にある中国地方館です。いろいろな地方ごとに細かく展示があります。建物内に建物って感じ。

 
どっかの国のパビリオンで水蒸気に映像を映してました。手が込んでいるわりには・・・。

 
左は不明。右はイラン館ですね。


ペルシャ絨毯即売会。モリゾーキッコロは愛知万博の売れ残りかと思われます。

 
北朝鮮館は行列一切なしのスルー状態。中は高校の学園祭の展示のようでした。しょぼ。。。涙


日本政府館、まさかの大行列でした。戦意喪失の瞬間です。

 
韓国館。今回見た中で一番デザインがおしゃれでした。右側はアップ画像。

 
左は何館か忘れちゃったけどきれいでした。右はアルミスチールかなんかの巨大パンダ!!


愛知万博は気合い入れて、事前の下調べも完璧にして、ほぼすべてのパビリオンに入れたのにな。
いま思うと規模としてもけっこう小さめだったんだなぁ。あのくらいでいいのに。涙
さすが中国っていうかなんというか、ゲートに地図を置いていないところが普通にあります。
私は日本で買ったガイドブックに地図が載っていたのでなんとかなりましたが、これがないと動きようがありません。
しかも地図をゲットできても中国語か英語のみです。日本語と韓国語は用意しろや!と思ったですよ。
とにかく外国人には情報が得にくく動きにくい万博でした。行く方は相当前もっていろいろ調べた方がいいですよー!
具体的には「地球の歩き方MOOK」だけが万博小冊子がついていて、これがないと死にます。必須。

お夕食&桃源郷

結局、入ったのと同じゲートから帰ることにしたのですが、おなかぺこぺこになってました。
ですが、ゲート近くにあるレストランはいまひとつピンと来ず。
息も絶え絶えに地下鉄8号線で人民広場駅まで戻りましたが、22時近くでごはんを食べるところがなかなか見つからない!
意外に飲食店が早く閉まってしまうのです。
よくわからないまま、ホテルの隣のビルにある日本語はおろか英語メニューもない中華店に入ってしまいました。
床が!油で!めっちゃ滑る!!危険な店だっ。

が、ここがかなりヒット!
母が所望していた飲茶系はまったくメニューになかったものの、炒め物、ごはん、麺が全ておいしくて幸せでした。

 
ビールはレストランなのに180円。/にんにくの芽と唐辛子・砂肝の炒め物。辛うま!(480円)

 
担々麺もどんぶりたっぷり180円。信じられない。/よくわからない味付けご飯。すっごいおいしかった。(280円)
しかも激安。ビール大瓶2本とおなかがはちきれるほどの料理で二人分1300円。中国最高。

ホテルに戻りシャワーでさっぱりしたあと、万博で腐りかけた足を回復させに「桃源郷」へ。
ガイドブックに必ず載ってる日本語オーケーのマッサージ店です。ホテルから歩いて5分くらい。
60分88元(1320円)のフットマッサージでリラックスぅ〜。
安いなぁと思ってたけど調べたら香港も同じような相場でした。

でも、スイカとお茶がついてきてうれしい。内装もすごくきれい。
しかもフットバスの間、肩も揉んでくれます。
マッサージはのお手並みは、まあまあかな?この値段なら文句ないです。

就寝は深夜1時となりました。