個人レッスンをご検討中の方・生徒さんへ 1

■内容■

私のレッスンは歌の「表現力」を伸ばすことが主な目的になっています。

発声も含め、あらゆるテクニックは内容を表現するための手段であり目的ではありません。
発声練習だけ、またはテクニックをみがくためだけの練習をすることは私はすすめていません。
実際の曲の中でどのように表現したいか、どう歌ったらステキかのイメージをはっきりと自分の力で設定できるようになることが第一段階です。

そしてそれを実現するために、足りないテクニックやコツをつかみ、自分の中の引き出しを増やしていくことが上達の近道だと私は考えています。

なので、体育会系的に発声練習だけを長く行ったり、発声のための体作りなどは私のレッスンではほとんど行いません。
発声や呼吸に関するアドバイスはもちろんしますが、私の経験の中で積み上げた範囲でしか教えられません。
私はボイス・トレーナーではありませんので、発声で深刻な悩みを持った方は専門の方に同時に習うことをおすすめします。

■お約束■

レッスンのお約束は毎回次の予定を予約するというのが基本となります。
数回先まで予約することも可能ですが、こちらの都合で変更していただくこともあるかも知れませんので、その場合はご了承下さい。

とはいえ、基本的にはお約束した日時はなるべく変更しないようにお願いします。
万が一都合が悪くなった場合はできるだけ早めにご連絡を下さい。

当日は遅刻厳禁です。が、交通事情や家族のご病気等やむを得ない理由で遅くなる場合は、どのくらい遅くなるかを必ず電話・メール等でご連絡下さい。
後ろに別の方のレッスンや仕事が入っている場合は、別の時間や別の日になることもあります。

遅刻も厳禁ですが、早く来るのもヤメて下さいね〜。
5分以上早く来ても準備ができてなかったり、前の方がまだいたりすることもあります。
どーしても早く着いちゃいそうで、時間つぶすのが苦手な方は、早く行っても大丈夫かお問い合わせください。
大丈夫な場合もあります。が、ダメなこともあります。

レッスンの頻度は月1回〜2回くらいの方が多いです。
ですが週1ペースの方もいますし、2〜3ヶ月に1度くらいで遠方から来られる方もいらっしゃいます。
こちらから指定することはありませんので、時間とご予算の見合う範囲で決めるので結構です。

■受講料に関して■

これは、私のレッスンに限らず、よその各種個人レッスンにおいても、おおむねの常識となりますが、レッスンのお礼はお釣りのないように封筒に入れてお持ち下さい。
AKI-MUSIC STUDIOの場合は、封筒の中に「レッスン日時・お名前・講師名」を書いたメモを同封してください。

レッスンの終了の際に先生から催促される前にお渡しすると、お互い気持ちいいかと思います。
カルチャーセンターやダンススタジオ等のような受付制ではありませんので、お金のやりとりはナマナマしくないようにするのがスマートですね。

■自宅での練習■

これは何を目的とするかによります。
プロをめざす方が自分で練習しないのは論外です。
練習しているかしていないかはレッスンすれば必ずバレます。
プロを目指す方は、自宅のレッスンをどのくらいたくさんやるか、ということよりも、いかに正しく効率よくやるか、にかかっています。
そこも含めてレッスンでアドバイスいたします。

ですが、「趣味で習いに来ています」という方には、自宅で練習することを強制していません。
自分で一生懸命練習した方が早くうまくなることは確かですが、「練習しないと先生に怒られる」とストレスになると歌が楽しくなくなります。
レッスンに来たときだけ練習する。というスタンスの方でも大丈夫です。
とにかく音楽は「音を楽しむ」ことですので、リラックスしてやりましょう。

ただ、練習しないでレッスンに来ると、譜読み等の自分ひとりでもできることに先生にお礼を払わないとならなくなるので、ちょっともったいないかも知れません。
ほんの少しでも練習しておくと、コストパフォーマンスのよいレッスンが受けられます。
が、それは生徒さんのおさいふ事情もあるので、ご自分でご判断ください。(笑)

■録音■

私のレッスンでは、録音をしてあとで聞きながら練習することを積極的にすすめています。
エンターテイメントは音楽に限らずどんなジャンルでも最初は模倣からです。
最初からオリジナリティーのある表現ができるのは一部の天才だけです。
また、録音した自分の声を聞くとダメさ加減がよくわかって超勉強になります。

せっかくこの現代に生まれたんだから、昔は存在しなかった情報機器をフル活用して下さい。
情報格差は実力格差に直結します。
機械に強いひとはICレコーダーをおすすめします。iPodなどにマイクつけて録音するのもオススメ。
でも、録音したレッスンを他のひとに聞かせたりネットに流したりしちゃイヤンです。

録音の話に関連してですが、「情報機器」という意味ではいつでも情報収集ができるようなPC環境・ネット環境を整えるのは最低限の投資だと考えます。(プロ志向の方の場合。)
履歴書ひな形をネットで落としてエントリーする時代です。
絶対に必要で絶対にすぐにモトの取れるものをケチって買わないのは、もったいないです。
PC・ブロードバンド・プリンタ・ICレコーダー。
この4つはいずれ必ず揃えてください。


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