Xi 木村聡子の電子書籍 自炊レシピ

this page 【機材購入・準備】

自炊に必要な機材・道具・アプリケーション等のご紹介です。


機材一覧表

必要機材・用途
スキャナー これがないと始まらない!本をデジタルデータに変換する機械。
ScanSnap S1500以外の選択肢はないと思ってよいかと。
2013年夏追記。2012年末にScanSnap iX500という新製品出てます。
これ最強で一択!

Canon DR-C125/Epson ES-D350/ブラザー ADS-2000などの競合品も一応存在します。
裁断機 製本された書籍をバラバラにします。
カッター 最初に書籍を80ページごとに分けます
カッティングマット カッターを使うとき、これがないと怪我をします。
カッティング定規 なくてもいいけど、たまに使う。
各種アプリ 画像ソフト・PDF化ソフト・リネームソフト・ファイル圧縮ツール等が必要です。
電子書籍リーダー iPad・Kindle・SONY Reader・Android各機種等。
何を選ぶかによって自炊の方法も変わります。
2012年夏には楽天よりkobo発売。秋にはAmazonより日本版Kindle発売。
ますます熱いね!


スキャナー


スキャナーには2種類あります。フラッドベッドドキュメントタイプです。

フラッドベッドはコピー機の読み取り部のようなもので、ページを開き押しつけて読みます。
写真などでは画質が非常に良くおすすめですが、大量のページを読むには現実的ではありません。
ですので、基本的には購入する必要はないです。(私は持っているのでたまーに使いますが。)
カバーやハードタイプの表紙を綺麗に読みたい場合などはフラッドベッドを併用する方もいます。

自炊で主に使うのはドキュメントタイプのスキャナです。
100ページ分の紙をまとめてセットして一気に両面スキャンします。200ページの書籍でも5分以内で完了します。
厚めの紙にも対応しているので、名刺・はがき等のデータ化にも使えます。

何機種か発売されていますが、一般の方が自炊をするならば現状(2011年2月現在)は1機種しかありません。
富士通系列のPFUから出ているScanSnap S1500です。(MacはS1500M)
ScanSnapは下位機種S1300等もありますが、読み込み時間が5倍くらいかかりますのでケチるべからず。

★2013年追記、現在はScanSnap iX500という新機種が出てます。無線対応でスピードもあがってます!



持っていないので、実際の使い勝手等レポできないのですが、非常に気になる機種が発売されています。
Canon DR-C125です。
排紙システムが独特でスキャナーの前のスペースがいらない作りになっていることと、A3用紙を透明キャリアシートに入れずにそのままスキャンできるのが、ScanSnapにはない機能です。
これで画質・スピード・重なり検知・ドライバの使い勝手等がScanSnapと変わらないくらい高性能であれば、購入候補に入るかも。しかし使っているひとをなかなか見かけないため、実際どうなのか不明。





裁断機


裁断機は製本された書籍の背表紙を切り落とし、各ページをバラバラにするのに必須の機材です。
私は自炊を始めた当初はカッターで手作業でやっていましたが、翌日に腕が震えてピアノが弾けなくなりました。
あまりにツライので購入しましたのですが、その日にそれまで買わずにいたことを激しく後悔するくらい便利です。

裁断機も大きく分けて2種類あります。
週刊少年ジャンプのような分厚いものでも1度で背表紙が落とせる大型タイプ
数十枚までしか1度に作業できないものの、スマートな外見で危険の少ないディスクカッタータイプ

大型タイプの物は一気に作業できるので気持ちよさそうですが、とにもかくにもデカイです。
そして重く刃が大きく危険です。女性の方や部屋の広さに余裕がない場合は避けた方がいいと思います。
とはいえ、一応人気のタイプをご紹介。コレとかコレですかね。
★★2013年夏追記。ダーレ200DX最強。大型の中では小型。笑
 そのうちこの機種についても書きます。

私が使っているのはディスクカッタータイプの裁断機で、CARLのDC-210Nです。
あらかじめ約80ページごとに本をわける作業が必要ですが、弱い力ですごく美しく裁断できます。
街の文房具屋さんだと高いのでネット通販がおすすめ。約1万円程度で購入できます


カッター・カッティングマット・カッティング定規


基本的には裁断機を使いますが、ディスクカッター裁断機だと作業できる厚さが80P程度となります。
そのため、あらかじめ本を大まかに解体する必要があり、その際にカッターが必要です。
本を立てて切り裂くように使うことも可能ですが、怪我をする危険性もあるのであまりおすすめしません。
寝かせて作業するためにカッティングマットが必要です。
カバーを切る時にカッティング定規を使うこともありますが、裁断機でもできるのでこれはなくても大丈夫。
特におすすめ等はありません。近所の文具店でテキトーなものを買うので問題なしです。
強いて言えば、カッターは大型タイプで刃がダイヤル式のストッパーで止まるものの方がいいかな。



私の愛用はカッターとカッティングマットはOLFA。カッティング定規はLIONです。
使いすぎてマットがボロボロ!

各種アプリ


詳しくは各項目のページでご案内しますが、私が使っているのは以下のアプリです。

  @Acrobat:PDF作成。ScanSnapにバンドルされてます。
  A画像編集アプリ:表紙やカバーのトリミングに使います。私はPCに入ってたペイントショップ。
  Bリネームソフト:多数の画像ファイルの名前を一気に変更します。カエ太郎を愛用。
  Czipファイル圧縮ツール:1冊分の画像ファイルをまとめて保存。ExpLZHを愛用。
  DChainLP:電子書籍リーダーの各機種のサイズに合わせてPDFを作成。
  EMeTilTran:小さめのリーダー用に文字を並べ替える驚異のツール。

ABCはたまたま私が愛用しているソフトをご紹介しましたが、他にも優れたソフトがフリーでたくさんあります。
使いやすいものをチョイスしてください。
@は自炊というよりは、むしろ手元の印刷物(学校や会社の書類・コピーや請求書類等)を整理するときに便利です。
私は電子書籍にはほとんど使わず、楽譜のデータ整理に愛用しています。

DEは非常に特殊なアプリですが、現状これらのアプリがないと自炊が成立しないくらいの超必須アイテムです。
詳しくはPDF化PDF化(高度)のページでご説明します。

電子書籍リーダー


現状購入できる電子書籍リーダー(2012年8月)
iPadシリーズ 9.7型液晶タイプ。PDF・JPEGフォルダzip圧縮対応。
日本で電子書籍を広く認識させた立役者。所有率No.1でしょう。
i文庫HDを使用して自炊データを読むと処理速度・使い勝手ともに最高。
横置きすれば、2ページ見開き表示に切り替わります。他の機種にはない機能。
Dot by dotでなくても表示が綺麗。(詳しくはPDF化のページで説明)
ただし液晶なので小説等を読むのは非常に疲れます。コミック・雑誌におすすめ。
欠点はとにかく重いこと。毎日持ち歩くのはちょっと無理かも。木村所有。

【追記】
2011年9月 iPad2購入!ちょっと軽いからもう少し持ち歩くようになる、かも?
2012年春 iPad3(新しいiPad)発売。大きさは同じで解像度が上がりました。
      悪かないけど買い替えるほどじゃないかも?と思って買わなかった。
2012年秋 iPad mini購入。これよ、このサイズよ!7.9インチ!私が求めてたのは。
最高すぎる。・・・最高すぎる!自炊をこれからやるひとは絶対iPad miniだと思う。
Kindle DX 9.7型電子インクタイプ。PDF対応。zipも一応対応しているけど処理が遅く使えない。
アメリカではKindleが電子書籍普及の立役者です。
本体がネット接続できてそのままダウンロードできるが、現状日本語書籍は販売なし。
光らないので暗い場所は無理だけど、紙のように目が疲れない。文字書籍におすすめ。
同じ画面サイズのiPadよりはだいぶ軽く、木村的には一番のお気に入り。
購入はAmazonのアメリカサイトから個人輸入しましょう。木村所有。
Kindle 6型電子インクタイプ。
大きさ以外はKindle DXと基本的には同じもの。
世代が新しいので処理速度が早く、コントラストが上がり、より見やすくなってます。
軽くていいけど、ちょっと画面が小さいかなぁ〜。木村所有。
この機種は後にKindle Keyboard と名称が変更になっています。
キーボードなしのKindle Touchという機種も発売されました。

★追記。日本でも発売されました。Kindle Paperwhiteというモデルです。
 自炊読書に関してはアメリカ版とさして変わらないと思います。
 バックライトがついたのが改良点ですね。
SONY Reader 6型電子インク(5inchタイプもある。)
国産の電子インクモデルだと一番有名。
通信機能がないかわりにSDカードが使えるのが大きな特徴。(6型のみ)
アメリカで先に発売されていました。日本未発売の7inchモデルが存在します。
木村の友達所有。今度使わせてもらう。
Android タブレット たくさんありすぎて紹介しきれませんが、基本的にカラー液晶です。
まだ発展途上なのでこれからどんどんいい機種やアプリが出るのでは。
KindleシリーズでもKindle FireというモデルはAndroidベースです。

 →2011年5月、Dell Streak(5型)をうっかり購入。が、全く使っておず。汗
 →2012年4月、Medias Tab(7型)を購入。
  OSの使い勝手はイマイチだけど液晶の大きさはイイ!特にコミックで!
  が、iPad miniが良すぎて人にあげちゃった!
楽天kobo 2012年7月発売。6インチの電子インクタイプ。
発表したての時は様々な不具合(ハード的にもショップのシステム的にも)が出た上に、楽天社長の問題発言にてネット大炎上。
でも落ち着けばなかなか悪くはない端末かもよ。
なんせ8000円弱と安いしね!
木村は買っていません。Kindle2台もあるからね・・・。

画面の種類は液晶電子インクの2つのタイプ。
どちらも長所短所があります。
液晶は通常のPCモニタと同じタイプで、フルカラーで暗いところでも光ります。
反応速度も速く、タッチパッド機能がありますので、使い勝手がいいです。
その代わり、目が疲れやすく、文字の書籍を長い時間かけて読むのはツライです。

電子インクはグレーっぽい画面に黒く文字が浮き上がるような感じになります。
見た目は紙の書籍に近い感覚で、目が疲れません。
光らないので暗いところでは読めませんが、ライト内蔵カバーを使えば布団でもバッチリ。
液晶に比べるとページめくりに少し時間がかかり、一瞬黒白が反転します。
Kindleはタッチパネル非対応でボタン操作ですが、SONY Readerはタッチパッドも使えます。
将来的にはカラーの電子インクモデルも登場するようです。

ちなみに画面の大きさはinchで表せるのですが、画面の対角線の長さで表記します。
それぞれcmで直すと以下のようになります。

  9.7inch(iPadとKindle DX):24.6cm
  7.9inch (iPad mini):20cm
  6inch(kindle3とSONY READER、楽天kobo):15.2cm

【参考までに書籍等の大きさ】
  B5:31.5cm
  文庫:18.4cm
  コミック・新書:21cm →★iPad miniに近い!
  Phone4(3.5inch):8.89cm

比較すると、だいたいの目安になると思います。9.7インチはA5版くらい。6インチは文庫より小さい。
私自身はKindle3は通常の自炊ファイルを読むには文字が小さくてきつく、MeTilTranで変換しないと使用できません。
iPad miniのサイズは読書には最適と思いますが、若干目が疲れやすいです。
理想は7.5〜8inchくらいのiPad並に動作の速い電子インク型端末。出たら買う。速攻。