寒いよね。冬って。
みんな知ってた?
あたしももう大人だし、まあまあ前からそのことは知ってたんだけどね。
なのに。
掛け布団がショボい。
あらゆる意味でショボい。
そもそもどこから来たの、このひと。
ニッ◯ンで3000円とかそういうやつかしら。
素材も不明。たぶんワタ。
重いのに寒いからタオルケットをさらに2枚足して娘を湯たんぽがわりにしてズレる布団と戦いながらなんとか冬を越したのよ、この3年間。
赤ちゃんの頃は娘をみーちゃんと呼んでたので「みたんぽ」です。
ベッドはね、セミダブルなの。
(一人暮らししてた10年以上前に、自分用に買ったやつ。こどもと一緒に寝ることになるとは思ってもいなかったわー。)
なのに掛け布団はシングルなの。
だって掛け布団のシングルサイズとセミダブルのマットレスってちょうど同じ大きさで、誰も寝てないときはちょうどいいのよ?
・・・ね、あたしバカでしょ?
娘が3歳を超えて大きくなってきて、寒いだけじゃなくて単純に大きさが足りねぇわとこの冬に骨身に染みちゃったので、ここらで一発良い冬用羽毛布団をダブルサイズで購入することにしました。
というわけで、今回は羽毛布団の選び方についてです。
◆Facebookでご神託 ◆
いつもどおりFacebookで布団買う宣言をしてご意見募集をしました。
が、デジタルオタクはたくさんいても布団オタクってなかなかいないねぇー。
春なったら安くなるよ、という主婦の知恵的な情報しか入ってきませんでした。
そりゃそうだよね。
布団がしょぼすぎるので、ここらで良い羽毛布団を奮発して買おうと思う。そう思って1からお勉強。あー、やっぱりテレビ通販とかの3万とかのは全然ダメなのね。。。ダブルサイズだと予算7万とかになるのかな。カバーと消費税入れたら8万円越え。春になったらモチベーション下がるから今の内に買うか。
木村 聡子さんの投稿 2016年2月18日
コメント全部読むとえらいことになりますよ。
私の羽毛布団への知識が増えていき、催事場に行った瞬間から予算が倍になる様子が見て取れて笑えます。
◆ご予算を決めるにあたって◆
もちろんね、わたしは歌うたい(&教え)で日銭稼いで子ども育てて生きてますので、お安くお得な買い物がしたい。
でも買うならば20年くらい使い続けられるものを!とも思うわけです。
なのですが。
この両方を満たす良いバランスの価格帯というのがどこなのかということ自体が、知識がないとさっぱりわからん。
そもそもなんで布団買おうと思い立ったかというと、テレビでジャパネットた○たの3万円の羽毛布団のCMを見たからなのね。
3万であったかく寝れるなら今すぐ買うわ、と思っちゃったの。
でも買う気満々で調べたら「ジャパネットた○たの羽毛布団は値段通りの品ですよ。あんまりあったかくない」「臭くて寝れない。失敗した」というようなクチコミがいっぱい出てきたのね。(良い買い物だったってのもあったけど)
臭いってどういうこと?値段が安いとあったかくないってどうして?
わっかんね~わ、じゃあ一体どこで買えばいいの?
そんで次に見たのは「羽毛布団はどこで買った?」っていうアンケートサイト。
書き込みは「西川」 「西川」 「西川」 ・・・。
とにかく西川以外ありえない、みたいな勢い。
ニ◯リとかで買うと泣きが入るよ、とか。
西川・・・?
うーん、聞いたことあるかも。有名っぽいよね。老舗なのかな。
でもなんで西川がそんなにいいわけ?
他とどう違うの?
高級布団だというのにみんなはイオンやヨーカドーで西川布団を買ったって書いてるし。
デパートや家具屋じゃなくてスーパーなの?
とにかくいろーんな疑問が出てきて、ゼロからお勉強することになりました。
◆リンク集◆
というわけで羽毛布団を買うにあたって参考にしたサイトたちをご紹介します。
まだ私も全ページ読めたわけじゃないのですが、無料で勉強させていただきまして本当にありがとうございますのお言葉しかありません。
最初に見たのがこのサイト。
もうここをざっと読んだだけで、一気にだいたいわかっちゃった。
もう私のこの記事読まないでこのサイトに飛んだ方がいいよってくらいの。
実は、実際に買ったあとに見つけたサイトなんですが、西川についての疑問点が非常によくわかる記事でまとまっていましたのでご紹介。
上のリンクはトップページで、実際に読んで納得感動した記事はこの記事内の該当項目でそれぞれリンクはります。
上のふたつがプロの布団屋とプロ?のアフィリエイターのサイトだったのに対して、この方は一般の主婦のようです。
古い記事から読んでいくと、最初はいまの私よりも知識がないところから始まり、すごい勢いで超マニアックになっていくところがめちゃ読み応えがあります。
どこにでも、こーゆーひと、いるんだなぁ。
古くなった羽毛布団の打ち直し記録なんかも超参考になった。
10年後にわたしも同じように打ち直しするからな!
◆超基礎・羽毛布団知識◆
さて、羽毛布団の選び方のお勉強をしながらも実際に商品をポツポツ探し始めました。
その時に見てたスペック表の読み方を解説してみます。
わたしプロじゃないし、1週間くらいしか勉強してないから間違ってたらごめんよ。
羽毛布団も家電と同じようにスペックがあります。
スペックが良ければ良いほど当然のことながら高価になっていくわけです。
布団を買うときにどうやってスペック表を見るか、それをざっと書いていきます。
ざっとって言っても10項目もあるんですけどね。
小文字はわたしの個人的なつぶやきが多いので読み飛ばしていいよ。
①メーカー
とにかくメーカーが一番重要。
無名メーカーは絶対買っちゃダメ。
なぜなら内容表示に虚偽がある方が普通というくらいの勢い。
で、要するに結局、西川ブランド最強なんですよ。
日本のメーカーで信頼できる羽毛布団を作っているのはほぼほぼ西川。
他にもロマンス小杉とか山甚物産なんかも良いらしいけど、初心者にはよくわかんないからとにかく西川から選べ。
西川はグループ企業がたくさんあって、ランクがあります。
西川産業(東京西川)> 京都西川 > 西川リビング(大阪西川)
理由は私が書くよりここ読んで→
丸わかり!ふとん王国西川グループ400年の歴史
でも西川がついていればどこの西川でもある程度の品質保証があって製品としては横並びと考えられます。要はスペックみて選べばいいんじゃない?と私は判断しました。
ちなみに昭和西川というのもあるんですが、以前に提携はしてたものの、現在は西川グループではないそうです。ムアツ布団で有名な会社ね。
以下雑談コラムですので読み飛ばし推奨。
実は先月末、西川リビングの催事が日本橋で開催されたので、そこにお出かけして大阪から出向してきたオバチャンに色々聞いてお勉強させていただきました。
その足でデパートや大型スーパーをまわったあとネット通販店も見まくりました。
それでなんとなくわかってきたことがあります。
布団というのは手作業が多くそもそもが大量生産品ではない上に季節商品です。
さらに鳥という生きものから採取する羽根を使うので、家電のようにメーカーが同一商品を一気に何万個も作ったりはしないわけです。
布団販売店やデパートや家具店や大手スーパーがそれぞれ布団メーカーに注文して布団を作らせるというような感じがイメージに近いっぽい。あとはメーカーが持ってる半端な在庫を買い取ったりというのもありそう。(わたしの印象なのでトンチンカンだったらごめんね)
だから同じ型番のモノが他の店では一切見なかったりするのは当然のことなんですね。
西川リビングの催事場にあった商品もネットでいくら検索しても類似商品しか出ない(モノは同じっぽいが型番や柄が違う)のは、その販売店の専売品なんだな、たぶん。
あと赤札用に、安くて中の羽毛の品質は良いけど、生地の柄が超ダサイっていうお買い得商品をわざと作って客引きに使ったりすることもある。 (京王デパートの店員さんがそう教えてくれた。これは値下げ品ではなく最初から赤札用に作られせてますって。)
こういうことがわかってくると、品質の良い高級ラインの羽毛布団が実際の販売価格から半額まで売価を下げるようなセールは、めったにあることじゃないっぽいってのがわかってきました。
たとえオフシーズンでもね。
②羽毛産地
ポーランド > ハンガリー > ウクライナ・シベリア > イングランド > 中国
だいたいこんな感じ。
とにかく一番高級なのはポーランドね。
理由は各自調べて。わたしも詳しくはよくわからん。
無名メーカーの製品はこの産地がほぼ虚偽表示と疑ってかかるのが良いらしい。
だから信頼の西川なワケなのね。
③鳥の種類
マザーグース > グース > ダック
の順番です。
左の鳥ほどダウンのボールが大きくてふくらみがよくて暖かく、当然お高くなります。
マザーが付くのは歳のいった鳥で、羽根が大きく育っていて大きなダウンがとれるってわけ。
若い鳥は飼育に時間とコストがかかってないから安いが羽根も小さい。
ちなみにグースとダックは全く別の種類の鳥です。
中国産のダックは食用のダックから羽根だけ機械でババーっと刈り取ったやつが多くて安くて、だから低価格帯の羽毛布団は中国産ダックがとても多い。(が、虚偽表示も多い)
さて、これよりももっとお高いアイダーダックダウンつうのもありますが、そんなもんはセレブが趣味で買うものなので無視してよし。
100万円とかすんだよ。ウケるー。
④ダウンパワー
鳥の種類でだいたい決まってくるわけですが、DP390 というような表記で表せるこのスペックは羽毛のふくらむパワーを表しています。(昔は「かさ高」と言っていたのがDP表記に最近変わった。)
この数字が大きいほど、同じ重さでも大きなボールになり、その分空気を含んで暖かいということになります。
DP390以上、できればDP420以上が高品質の暖かい羽毛布団の目安。
ちなみに西川産業(東京西川)ではこの数値は非公開です。鳥の種類でわかるでしょ、ということなんでしょう。
グースはそもそも390DP以上のものしか西川には存在しないのよと西川リビング催事のオバちゃんが言ってたでー。
マザーグースはたぶん420DPからか。
⑤ダウン率
そもそも私もわかっていなかったのですが「羽毛」と「羽根」ってイコールじゃないんですよ。
羽根布団という言葉もありますが、そう表記された商品は羽毛布団ではない。
よくダウンジャケットから出てきちゃう羽根ありますね?
ちょっと芯があってミニ羽根ペンみたいなやつ。
あれがダウンじゃなくてフェザー(羽根)です。
ダウンは芯がなくてふわふわのワタみたいなもので、これが羽毛と呼ばれるものです。
で、このダウンの占める割合が高いほどあたたかく軽く良い布団になります。
羽毛布団と表記していいのはダウン率50%以上の布団です。
良い布団を買いたいと思うならば90%以上から選びましょう。
93%以上ならばより安心で高品質。これが目安。
ひとの手でフェザーを排除していくときにゼロにはできないが、ぎりぎり最大限頑張って1割以下にしましたよ、ってとこかな。
(でも実際は生き物なのでダウンとフェザーの間みたいな判断つきにくい羽根も当然あるので、そんなに厳密には計れないものだという記事もありました)
95%以上は一般人が買う布団ではめったに見かけないなという印象。
この、ダウン率で大きな虚偽表示事件があって以降、業界全体がとても厳しく計るようになったとのことです。業界ってのはちゃんとした有名メーカーね。
⑥充填量
今回はダブル布団で購入するわけです。
で、良い羽毛を使ってる布団を探しているわけです。
品質の低い羽毛ならばたくさん入ってないと寒くてダメ。でも良いものならばそんなにぎゅうぎゅうに詰めなくてもいい。
だからと言って少ないとやっぱり寒い。
で、ダブルなら1.6~1.7kgというのが目安。
シングルならば1.2~1.3kg。
ちなみにセミダブルの掛け布団はひとこと「そんなもんは買うな」と言っておきます。
西川リビングの催事のオバチャンが「セミダブルは基本的には全部オーダーになるからなんもかんも高いですわ。ダブル買う方が安いわ。」と言ってました。
そのあと見に行った京王デパートもセミダブルの掛け布団はオーダーでしか扱っていませんでした。
「ふとんタウン」というネット上の大手の西川リビングの布団を扱う販売店ではセミダブルもけっこうありましたけど、おそらく独自にセミダブルを多く作らせてるかわざわざ集めて販売しているんじゃないかと思います。
とにかくセミダブルは流通量が少なくてお買い得商品を見つけるのは困難なので、ダブルサイズを狙うべし。大は小を兼ねる!
⑦洗浄
羽毛は独特のケモノ臭があります。
洗って臭いを消すわけですが、品質が高い羽毛ほど丁寧によく洗われています。
布団に縫われたタグのスペック表には出ていませんが、だいたい商品カタログやページに洗浄方法が表記されています。
乱暴に洗えばダウンが傷むので洗い方にも技術がいるんですな。あと日本で洗浄したモノほど良いとされる。
西川の高級ラインならばどれも大丈夫そうよ。
⑧スペック表じゃわからんこと
・羽毛が手で摘まれたものか、機械で摘まれたものか
・どの季節に摘まれたものか(秋が一番良いって西川リビング催事のオバちゃんがね。)
わかんないんだから気にしてもしょうがなくね?と私は思ってる。
産地とダウンパワー見れば羽根の良し悪しはわかるしね。
ちゃんとしたメーカーの高い布団は大丈夫、と思い込めば幸せになれる。
あ、話変わって。
羽毛の色によっても値段がちょっと変わります。
シルバーは色が外側に透けてなんか黒っぽくなるという理由でホワイトの方が高級品。
でも暖かさは変わらないので、シルバーでもいいから安い布団作ってって私は思うの。
どうせカバーかけるしね。
⑨側生地
いわゆるふとんの布地。
5万円以下のものはだいたい綿70%・ポリエステル30%が多い。
ポリエステルは蒸れるので蒸し暑くて不快指数があがり、無意識で布団から出てしまって結果的に体が冷えるということがあります。
綿100%素材の方が湿気を逃がすということで高級品になります。
(でも最近はポリエステルでも高機能で高級品扱いのものもあるみたい。)
6~7万円超えてくると 綿100%のサテン生地になってきます。
いい羽毛にいい側生地が使われるのが通例なのでそのバランスが崩れることはあまりなさそう。
綿100%の中でも超長綿の60~100番と数字でランクが変わってきて、数字が大きいほどシルクに近い肌触りになって高級品。
もちろん一番高級のは綿じゃなくてシルク製品。でも一般人はそんなの買わないわな。
綿だと60番だとけっこういい布団、80番だとかなり奮発した感じ、100番のはそんなに見かけない(絹使っちゃうからかな)。
そうそう、今回一瞬買っちゃいそうになった布団で西川リビングのGORE生地の羽毛布団15万円というのがありました。
側生地のGOREが非常によくてアレルギー物質を通さない、通気性はいいのに中の羽毛に汚れが全然つかないというシロモノでした。
西川リビングの最高ランクのシリーズです。
でも中の羽毛のランクがそれほどでもないのに高額だったので衝動を抑えてスルーしました。
(中の羽毛がもっと、良い奴もあって当然めっちゃ高い)
⑩キルト構造
羽毛を全部まとめて布団の中に入れたら、寝ているうちに中身が下の方に全部寄っちゃうじゃん?
だから板チョコみたいに小分けしてあるでしょ?あれがキルト加工です。
ちょっと良いものになるとだいたい立体キルトになります。
キルティングの縫い目が上下で糸だけでまとめちゃわないで、断面方向に布地を使って、その分厚みが出てあったかいの。
これが2層キルトになると表面と裏面のキルトがずれて縫われてて、羽毛の厚みが平均して暖かさが増すという仕組み。その分行程が多くて高くなる。
3層というのもあるみたいね。
と、スペック項目はだいたい、こんなとこかしら。
これがなんとなくわかっていると、ふとん売り場に行ったときに選び方がわかってきて店員に言いくるめられないで済む確率が高くなってきますし、スペックと価格のバランスが見えてくるとお買い得品を探せるようになってきます。
◆商品を探す◆
西川リビングの催事に行き、デパートを見て、大手スーパー布団売り場を見て、ネット販売のサイトを見て・・・。
数日間、寝不足覚悟で見まくりました。
最初は。
10万円くらいのふとんが5万円で買えればいいな~♪
とか思っていました。しかし。
そもそも10万円の布団とはなんなのか という話です。
いつも同じ価格で提供されるという意味の「定価」はなくて、産地の気候や外貨レートなどで大きく価格が変動するのが羽毛布団。
だからどの時点で10万円か、なんてわかんないわけです。寿司と一緒よ。
やっぱりその時の「相場」というものを知るべきで、それにはデパートが一番じゃないかと思いました。
デパートは高い!と思いがちですが、布団に関しては「高く売っている」わけじゃなくて「良いモノを適正価格で置いている」ということです。
いまはちょうどそれがシーズン終わりで2割引になっていました。
デパートにある西川系のふとんのスペックと価格をメモして、それよりお買い得商品を探す、これに尽きるなと思います。
ちなみに大手スーパー(ヨーカドーやイオンなど)に置いている西川の布団はケースに定価が書かれています。
その価格で冬の一番寒い時期は売っているんだと思います。
(でもその定価価格はネットなどで同等のスペックのものを探すとやや割高な価格設定のものも多いみたいな感じがします。)
で、春先にセールを行いますが、あくまで春からは売り場に置かない売れ残り商品を安く売るわけで、そこらへんデパートや家具店とは事情が違います。
在庫が残っていれば安くなるけども、寒い日があった年なんかはセール前にめぼしい商品はなくなっているということも普通にあります。(売れ残った場合に、それが値引いた状態で来年売るのか、価格戻すのかそこらへん知っているひと教えて!)
また、最初から安いラインしか扱っていないから、値引きした高級品というモノはそもそも最初から存在しえないという店舗も多くあるようです。
そのかわり本当に14万円の布団が7万円に値下がりしたところに出会えたら超絶ラッキーです。
即、お買いなさい。
しかしそんなものに出会える保障はどこにもないわけですな。
ここらへん本当に家電と違うところで、安定供給の保証のないナマモノなんだなということがよくわかりました。
ここで西川リビング催事のオバチャンの言葉。
「ネットにはいい物が安く売っていることも実際によくありますからねぇ、若い方はパソコンでよく調べてそういうの見つけて買いはるのがいいかもしれませんねぇ。無理してここで買わなくていいですからね、写メして帰ってよく調べて買う気になったらまた明日来てください」
と言ってもらいました。ありがとうね、おばちゃん。
そんで。
実際に調べまくって。
本当にネットで買っちゃいました。
ごめんね、おばちゃん。
ほんとごめん。でも感謝してます。
◆楽天なのよ、結局◆
布団に関しては前述の通り、販売店の独自ルートみたいなものでいろんな商品が動いています。
(西川リビングの催事の話が何度も出てますが、これも西川リビング主催ではなく、大阪の西川リビング製品を主に扱う大阪に店舗を持つふとん店がやってた催事なのです)
西川の布団でも同じスペックのものだと思われるものが全然違う柄で違う値段で違う店で売られています。
そういう意味で多くの布団専門店が存在する楽天がお買い得品を探すのに最強と思いました。
コツは気になる商品を見つけたら、その布団を販売してるお店自体をよく見ることです。
ネット通販専門よりも、大きな実店舗を持つお店の方が独自ルートを持っていて、信じられないくらい高品質な布団がポツンと在庫1個だけ、みたいな感じで売ってたりすることがあります。
でも通販専門店は実店舗を持たない分、低コストで運営していて通年通して全てのランクの商品で品質の割に安く買えたりする利点もあります。
これらを前提に、とにかく暖かく長く使える高品質な羽毛布団を少しでも安く!いま!
と思って探しまくりました。
ダサいオバチャン柄の入った派手な布団は論外とか最初は思っていましたが、高級布団はだいたいオバチャンが買うので派手な布団には良い品質のものも多いんだということもなんとなくわかってきました。
そういうわけで無地とか色の薄いものが欲しいというコダワリは途中から一切捨てました。
「西川 ダブル ポーランド マザーグース 430DP」
こんな感じ↑ で検索ワードを少しずつ変えながら、気になる商品があれば扱っているお店のダブルの羽毛布団を全部見る、というのを繰り返して夜が更けました。というか朝になりました・・・
そしてついに出会ったのです。
おそらく15万円くらい出さないとなかなか出会えない高スペック布団が10万円を大きく切って売られているのを!!!
それがコレ↓
・京都西川ローズ羽毛布団
・ポーランド産ホワイトマザーグース95%(このロットのみ93%からアップされてる)
・DP430
・1.7kg
・側生地 綿100% 80サテン超長綿
・ナイスペイズリー!
・二層キルト
・1万円相当のカバー付 ←これがすごく良かったの。Amazonで11000円だった。
これで税込み97200円。
最初予算5万と言っていた女が倍払ってるよ、と、我ながら笑いが込み上げますが、超いい買い物したと信じてます。
ここのお店は香川県にある大きな実店舗を持つ布団屋さん。
独自の交渉で商品をメーカーに発注して作らせている雰囲気。
私が買ったこの布団もお店独自で作らせているみたいですね。
(追記:現在はリンク画像とは異なる模様の側生地にリニューアルされています。)
さて意を決してポチっと!!!
こんな高額商品をネットで実物も見ずに買うのはほんとに不安。
だけど、だからこそのメーカーは西川しばりで探したわけです。
最終的に選んだのは京都西川でした。
京都西川で探してたわけじゃなく、むしろピンときてなかったけど、結局ここに行き着きました。
布団の角に斜めに入った「ローズ羽毛ふとん」のタグは見たことある気がします。
古めかしいフォントで、おばあちゃんちのふるーい謎布団というイメージだったのに、一気にエルメスのロゴのように輝いて見えてきます。
私の人生でペイズリー柄の布団を自分が10万近く出して買う日が来るとは想像もしてなかったけど、今じゃこのペイズリーもヴィトンのモノグラムに見えるね。
知識ってさ、すごいよね。やっぱ何事も勉強だよ、勉強。
リンク集にも出した羽毛布団のお選びcomの中の京都西川について書かれたページ
参考:京都西川のローズ羽毛ふとんがおすすめなワケとは?
購入後も色々調べましたが、14万円以上出さないとこのランクは見つかりませんでした。
つか見つけたら教えてくれ。単純に見てみたい。
そして良いモノを安く買ったと思ってるのはアンタぬか喜びだよ、というご意見もあったら真摯に耳を傾けたいので情報募集。
ちなみに私が見た商品の価格はこんなね
・京王デパート
ポーランドマザーグース93%・430DP・1.5kgの昭和西川:2割引で13万円税込
・西川リビング催事
ポーランドグース93%・410DP・1.6kg:13万円が値引き交渉で11万円税込
・ふとんタウン(西川リビング)
ポーランドマザーグース93%・430DP・1.7kg・二層式キルト・綿100%60サテン:14万400円税込。
ほぼ私が買ったローズ布団と同等品かちょっと落ちるくらい。
側生地の色が白だけどね!w
・イオン(西川産業)
ウクライナシルバーマザーグース93%・1.6kg・ポリエステル30%・立体キルト: 13万8240円税込(定価値下げなし)
ね?私が買ったローズちゃん、すごいお買い得じゃない?
3月になって安くなると言ってもこのランクのものがこの値段でそうそう見つかるとは思えないわ。
あるならどこに出るのか教えてくれ!マジで。
さっきもリンク貼ったけど、買ったあとに読んだ「京都西川のローズ羽毛ふとんがおすすめなワケとは? 」のページが読んでて嬉しくってねぇ~。
ほんとに良いモノを見つけたわ~。
ちな、コレだけど。↓
・京都西川ローズ羽毛布団
・ポーランド産ホワイトグース93%
・DP410
・1.7kg
・側生地 綿100% 60サテン超長綿
・ナイスペイズリー!
・二層キルト
・カバー付
これも相当安い。
というかむしろマンション住まいの私にはさっきの布団だと暑すぎてこっちの方がいいんじゃないかと後悔するくらいの勢いでこれも良い。
さっきの方を購入手続きしてから見つけちゃったんだけどね。
というわけで、木造住宅で寝室が1階で、同じく子どもと一緒にヘボ布団で寝てて寒いヤバイ冷えて腰痛いと言ってた友達にリンク送ったら速攻買ってた。w
ちなみにイオンで似たような値段の羽毛布団のスペック調べたら。
・西川リビング
ハンガリーシルバーグースダウン90%・1.6kg・ポリエステル30%・立体キルト
86184→64800円税込(25%オフ)
ポーランドだしホワイトだし3%多くて100g多くて綿100%で二層キルトよ。
5000円の差には見えない。あとカバーもついてきたしね。
◆届いた◆
届いたよ!箱がすっげでかくてパンパンにふくらんでるよ。
箱から出したらやっぱりでかいよ。
この時点でけっこう後悔。これオフシーズンどこに置くんだよ・・・。
無理矢理5月まで使うことにして、それまでに押し入れの中のがらくたを処分しよう・・。
不織布のケースにつめられたドぎついペイズリーに心が弾みます。
んで、布団をずるっと出してみるとローズ布団のロゴが光るわー!!
んで、詳細タグには安心の全員日本人ハンコ。
箱の中には一緒に布団カバーが入っていました。お上品なベージュピンクのサテン生地。
布団の勉強して初めて知ったんだけど、綿100%でサテン生地って存在するのね。
絹かポリエステルしかサテンにならないと思ってた。もちろんこのカバーも綿100%。
お店の商品ページには1万円相当のカバーだと書いてあったけど本当かしら。
と思って調べてみた。
11880円!!ありがたや~。
カバーをかけるのも一苦労。
190×210cmってほとんど正方形で中にシーツの中に全身はいりながら、布団詰めて留めて行くんだけど、いまどこやっているのか全然わからなくなったよ。
カバーがなんだか無地なのにオシャレなんだけど。
ペイズリーが見えなくなっちゃったのが物足りないわ・・・。
そうか、成金がロゴが入ったブランドものをこれ見よがしに見えるように持ち歩くのはこういう心理か!!w
カバーかけて布団をベッドに掛けたら、部屋全部羽毛布団でワロタ。
もともと部屋全部ベッドだったけど、それを軽く超えたわ~ww
◆寝てみた◆
【1日目】
中に入るとサテン生地だからひんやり。
けっこうそのままひんやり感が持続。
10分後、絵本1冊読み終わるころにもわーっと暖かくなってきました。
その日は娘が眠っても私は布団から出ずに感じをリポートしようと思ったら、いつの間にか寝ちゃって翌朝1時間寝坊した・・・。
朝、なんか暑い・・・と思って目が覚めました。
ネットで読んだので、膨らんだ羽毛布団を1/3くらいにたたんで上から体重をかけて空気を抜いておきました。そうすると湿気が出て新しい空気に入れ替わっていいんだって。
【2日目】
中に入るとやっぱりちょっとひんやり。
でも明らかに昨日よりも暖かくなるのが早い。
1~2分で適温になりました。
そして、翌朝また30分寝過ごし、なんか暑い・・で起きました。w
やっぱり東京の鉄筋マンションならばもうひとつランク下の布団でも良かったかも。
その方が1年間のうちの長い期間使えるかも。
が、子どもと一緒に寝てるせいかもしれない。
夫婦ならこのくらいのランクでもいいかも。
なんにせよ、買って良かった。
こんないい年の大人になるまであんなヘボ布団で寝てた自分が恥ずかしいです。
もう3月になっちゃったけど、まだまだ寒い夜が続きますように。
【それ以降】
最初のひんやりもなくなった。布団がなじんできたからか、気温があがったからかは不明。
夜寝ているときは暑いとは思わないのだけど、朝はちょっと暑い。
頼む、もう少し使わせてくだ~い!
【友達】
7万の布団買った友達は、我が家よりも寝室が寒いわけですが、それでも全然あったかかった!
これからは薄着で毛布なしで寝れるんだ・・(T T)
・・・と感動してました。
おたがい、初羽毛布団翌朝の「ねえ、昨晩アレ(布団)、どうだった?」の会話をメッセンジャーでしながら、なんとなく映画「テルマ&ルイーズ」でブラッドピット登場の翌朝の二人の会話を思い出してニヤけた。 (わかるひとだけわかる。w)
恋バナのように布団の話をする女ふたり。ババアになるって嬉しいものですね。
◆まとめ◆
羽毛は今後も値上がりが予想されています。
円のレートによってもさらに値上がりするかも。
そういう意味でいま欲しいなぁと思っているひとは、この3月中に良い商品を頑張って探してお買い求めるのがいいと思うの!!
やっぱり春先は少し安くなってるしね!
良い掛け布団を買ったら、当然の理としていい敷き布団が欲しくなるのよね。
催事場で試し寝した「Zero Body」っていうマットレスが気持ちよすぎて、いまのマットレスがダメなんだなってよくわかってしまった。
ムアツふとんとかなんとかエアーとなんとかレックスとか色々あるよね。
コレ読んで勉強中→
マツコ・デラックス×西川の「ムアツふとん」ってなにがスゴいの?
夏頃に買い換えを検討してるので、またいろいろ調べたいと思ってます。
掛け布団よりもさらに健康に与える影響が大きそうなので慎重に行きます!!
それではこのへんでごきげんよう。
わたくし、高級布団で今日もこれから寝ますわ、グンナイ〜。
◆ちなみにシングルサイズなら◆
① 私が買ったのと同等スペックの京都西川の羽毛布団。カバー付。
② 友達が買った7万のやつのシングルバージョン。これイチオシ。
③ 西川にこだわらないならエクセルゴールドラベルつきでこれは安い!
コメント
サンキで西川の羽毛布団がダブル39800
シングル19800です。
スペックによってはそういう安いものもあるでしょうね。
ちなみにどの西川ですか?
楽しく読ませて頂きました。とてもよいお買い物ができたと思います。よくお調べになって最初の羽毛布団なら西川ブランドは安心料込みですし。これから羽毛はどんどん高騰していくでしょう10年使えばどんなにいい羽毛を使っていても嵩は減ります。その時にマザーグースを選んだ事と93%ではなく95%を買えた事(たった2%ではなく大きな違いです)はリフォームを確実にできるということに繋がります。今回10年目になる西川リビング製ロイヤルスター、ポーランドマザーグース95%100サテンかさ高18㎝以上をリフォームに出し新しく購入しましたが10年前とはほんとうに価格が上がっていました。お子様がいらっしゃるようでロイヤルスター(ゴアテックス加工)の使い心地は他の100サテン生地に比べて圧倒的に埃がでませんのでびっくりしました。今回は羽毛、側生地、キルトとすべて自分の好みでオーダーしたので多少は高くなりましたがとても快適です。リフォームで上がってきたロイヤルスターも新品同様のふんわり感が戻ってきましたよ。都内マンション在住ですが我が家は全員2枚合わせで一年中羽毛布団です。側生地が高くなり2枚合わせはメーカーも売りづらくなったようでラインナップが減り割高な傾向ですが、側生地が80サテン以上なら重さも気になることもなく快適です。次のご参考になれば では
掛け布団の記事も楽しみにしてます!
大いに参考になります。
初めまして。布団の買い替えでこちらの記事、大変参考にさせていただきました。
その上で、我が家では
・グース
・90% 390dp
・ハンガリー、ポーランド
・綿100
などに絞って考えて今必死に探しております。
・西川
・ローズ羽毛
も視野に入れつつ、シングルとダブルを購入予定ですが、なかなか難しいです。
もう西川のこだわりの中国産のグースでも良いかなー!とか、93%がいいのかなぁとか。
記事を書かれた頃から値上げもあるようで難しいです。品切れも多いですしね。
引き続き頑張って探します。
とても参考にさせていただきましたことをお礼申し上げたくコメント長文失礼致しました。
◆ちゃん様
コメントありがとうございます。
私自身が布団を買うときに途方にくれてしまったときのことを記事に書きました。
買ってから3回目の冬ですが、今も満足しています。
が、反面買ってしまったら、それなりのものであればどれももう一緒だなという感じもしています。笑
初めまして、たまたまこの記事を見付けましたので、私の知識も書いて置きます。
私も同じように購入にあたって悩んだ時期があり、その時に知り合いの問屋さんから教えて頂きました。
まず初めにマザーグースの羽毛布団をその価格で買えたのはとても良いことだと思います。記事を見る限り快適にご使用されているようですので、長く大事に使って頂ければと思います。
まずメンテナンスですが、女性は5年、男性は3年に一回丸洗いをすると長持ちするようです。女性と男性での違いは発汗量によるものみたいですね。
洗剤は下手なものを使うと、中の羽毛が分解して一回で駄目になってしまうようですので、東京西川チェーンの専門店で出すのがベストでしょう。
知り合いによれば、よく街中にあるクリーニング屋さんでも通常の洗剤で洗ってしまう所があるらしく注意が必要みたいですね。
東京西川の専門店であれば、東京西川の検査を受けた丸洗い場で丸洗いしますので安全です。
ウォッシャブルタイプの他の羽毛製品もこれに該当します。自宅で洗う場合はエマール等の中性洗剤をお勧めします。
羽毛布団の選び方ですが、まずダウンパワーと各ゴールドラベル等は明確な基準がない規格なので信じない方が良いみたいです。小さいダックダウンが沢山入っていてもダウンパワーは出ますし、中国産のあまり洗浄されていない羽毛でも国内で作ればゴールドラベル等のラベルが付きます。
現に東京西川ではダウンパワーもラベルも付けていません。
そして中身の品質ですが、現状その時期に取れるマザーグースの採取量よりも多くの羽毛布団が出ている状態です。
簡単に言えば中身の偽装が普通にあるのが今の布団業界の現状ですね。
そのなかでも特に安全で高品質なのが東京西川の羽毛布団です。チェーン店に来店されるとわかりますが、実際に工場視察などあるようで、その羽毛の中身のサンプルがちゃんとお店にあります。また視察時の写真も飾ってあります。実際中身が見れないのが羽毛布団なんですが、店員さんのしっかりとした取り扱い説明と、そのサンプルをみてとても安心したのを覚えています。
西川もグループで何社かありますが、全て別会社と思われた方が良いみたいですね。
それぞれ方向性も違いますし、品質基準、商品の製造ラインも違うようです。
でしたらややこしくせずに名前を変えて欲しいとも思いますが、、、
以上のように羽毛布団はなかなか騙され安い商品でもあるので、私としては東京西川チェーンの布団屋さんに実際に行って購入することをお勧めします。
長くなってしまいま申し訳ありません。
参考になれば幸いです。
30年位使用した、最高品質の羽毛布団、春先に処分し、阪神百貨店で夫の分だけ、店員さんお勧め最高品質だという羽毛布団購入。我が家はマンションで暖かく、私はパシーマの上掛けと薄い真綿布団で十分だと思っていました。ところが夫が気持ち良さそうなのに比べ、あまりにも貧弱。ネットで木村さんの記事にたどり着きました。何度も何度も読みました。夫の布団の品質タグ、ハンガリー産、マザーグース93%、430DP、ロマンス小杉でした。何の知識もなく購入したにしては良かったと思いました。
夫に寝心地を聞くと、もう少し薄めの方が良いと申しますので、木村さんのブログから、屋島の「布団本舗伊月 快眠天国」さんで京都西川、ポーランド産、ホワイトグース、DP410を購入、丁寧な説明書きが添えられ、カバーの付け方も初めて知りました。夫と交換、寝心地良いとのことです。私は勿論いい気持ちで寝ています。
今71歳なのでもう買い換えることは無いでしょうが、子供達に勧めたいと思います。本当にありがとうございました。
◆岡田 誠子さま
書き込みありがとうございます。
71歳の方の人生最後の羽毛布団のお買い物に関われて光栄です!
旦那様も気持ちの良い睡眠生活になりそうで良かったです。
おやすみなさいませ~
めちゃくちゃ検討されている
大変お世話になりました。
布団ってそうそう買い直す事のない物なので、良い物を…と思い色々検索して辿り着きました。
私もキーワードを絞ってロマンス○杉のシルバーだけどハンガリー産のマザーグースの95%、80サテンの物を無事に購入出来ました。
やはり、適正な物を適正な価格で買うって良い事ですね。満足度が上がります。
勉強嫌いな私にとって、とても有益な情報ばかりでした。
ありがとうございました。
三社ランク付けの基準なんでしょうか?東京西川のここが凄いって事を教えて下さい。因みに西川グループは横一線と思ってます。
羽毛太郎さま
書き込みありがとうございます。
ランク付けのすぐあとにあるリンク先を参照にして書いたので、私もそれ以上の情報は持ってないですが、西川グループの創立の歴史上、トップにいるという意味です。
商品の質がいいというわけじゃないと私も思います。
木村聡子さん返信ありがとうございます。羽毛布団の購入を検討してる人が何処を選んで良いか分からない方がいる中で、西川産業を選べば間違いないとか1番質が良いとか言ってる方がたくさんいます。それに納得出来なくコメントさせて頂きました。西川リビングの羽毛を買って帰ったら三流会社の商品なんか買ってきて何考えてんの?東京西川にしなさい!なんて知恵袋にありました笑
私は以前ゴールドラベルの騙し表記ポーランド産(ホワイトマザーダックダウン)(マザーグースと思ってた)の商品を4万で購入し使ってましたがとても寒くて使えたもんではありませんでした。軽いけどズレる、ポリエステルで蒸れる肌触りも良くない、ボリューム(かさ高)はあるがマチが細い分ふっくらに見えるしキルトが悪いから隙間から冷たい空気が入る。それに比べ嫁が京都西川のらatfiveの羽毛布団使ってて軽いし肌触り良くとにかく暖かくて感動してました。親に買ってもらってよく分からないと言ってましたが、予想では10年近く経っているので今なら10万(昔なら15万)くらいしてたのかなぁと思ってます。
最近西川リビングのロイヤルスターを買いましたがやっと嫁に並べたか、側生地
では一枚上手になったと思ってます笑
清潔で軽く暖かいは正にロイヤルスターならではと思いました。皆さんに言いたい!西川リビングをナメるな!と。値段は高かったけど、他の西川負けない羽毛布団だと感じました。
質の事では無いという事なので勘違いをしてました、ごめんなさい。当時は分かりませんが、今は西川の商品何処を選んでも失敗はしないと思います。まぁ安価な物は除外しますが、西川の高級羽毛なら何処も最高品質と感じました。
長々と喋りましたが、羽毛布団が大好きで暇あれば羽毛布団を探したり調べたりしてます!だから熱くなっちゃいました!
最後に私の使ってる物を紹介して終わりにします。ありがとうございました!
西川リビング、羽毛掛け布団ロイヤルスター合掛(ツインダウン)ポーランド産マザーグースダウン430DP、超長綿80番、0.3kgと0.8kg(DUOシリーズではありません)。ガバー同じ超長綿の西川リビング+24を使ってます。かなりのお値段しましたが、買って良かった!とにかく感動です\(//∇//)\
京都西川の値段表記逆でした、10万が昔で今が15万でーす!申し訳!
西川は残念ながらどれも品質が同じではありませんよ。
東京西川>大阪西川(西川リビング)>京都西川になります。
昭和西川は西川産業から除外されているので今は完璧な別会社と考えてください。その証拠に賞品に西川マークを付けることが禁止されています。
まず東京西川と大阪西川ですが、基本的には兄弟会社になります。商品の方針としては前者は高品質なもの後者は西川品質でコストを下げることにより幅広い人に使用して貰らうことを元に製造されています。
京都西川ですがこちらは親戚会社になります。古くは江戸時代にのれん分けをした会社です。
東京西川、大阪西川とは会社自体の提携などそういうものは基本的にはありません。なので会社としての方針、品質、製造ライン、工場等は全て別になります。京都西川に関しては基本的にはコストの安い物を取り扱っていますね。
数年前に品質偽装で騒がれたのは京都西川になります。
その一件から品質面で東京西川から人が送られたことで、今は改善されてると思います。
ちなみにその時の品質担当の人が今は昭和西川で社長をしています。
ここまでですが、今年の2月前までの話しとさせてください。
今年の2月からは東京、大阪、京都、この三社の西川が合併します。
なので基本的には三社とも西川になります。
しかし今年の西川の社長の話で、製造方針はそれぞれ今まで通りで行くと言うことですので品質については東京>大阪>京都になります。
本当に長く一生物の買い物であれば東京西川をお勧めします。
ポーランドのコウダヴィエルカ研究所と契約し世界最高水準のホワイトコウダ(羽毛)を使用しているのが東京西川になります。
急いで書いてしまい文章がおかしな所もあるとは思いますが、参考になれば幸いです
“何事も勉強だよ、勉強”
販売員さん凄い知識ですね!そんな凄い羽毛を使ってるのは何故分かるんでしょうか?あくまで一部の製品に使ってるとかではないのですか?マザーグースでも色々あるんでしょうがその差はどれくらいあるのでしょうか。素人の知識なので大雑把にしか分かりません。もちろん最上級なら値段にかなり差が出そうですが…
30万近い商品なら東京西川を選べば良いんですか。各社高額な羽毛布団用意
してますが、同じ値段でさらにコウダを使ってるんなら良いですが違うならどこも一緒に感じますがどうなんでしょうか。
差ですがまず一つ目としてグースダウンといってもその規格の中でも大きさの違いがあります。ダックでもマザーグースでも同じです。一般的なメーカーはその規格の個体から採取されればそのまま羽毛布団に入れてしまいますが、東京西川では品質管理で決められた大きさの物を選別して入れています。選別で1人が1日で採取できる羽毛の量は大体35グラムほどです。そう考えると安い値段でポンポン出せる用な物ではありません。さらにそこからもう一回社内の品質管理室でピンセットを使い一枚一枚の大きさを検査したものが羽毛布団に入れられます。
良く2層キルトの羽毛布団がありますが、ちゃんとした大きさのダウンが入っていればダックは別として一層の立体キルトで十分に暖かいです。逆に2層だと暑すぎる程です。東京西川では2層キルトの羽毛は基本的に作りません。
次にキルティングです東京西川は独自にソリッドステイクキルトというキルティングを特許として持っています。通常羽毛を入れる場合各マスの空いている穴にホースを入れてそこから羽毛をマスごと順番に入れていくのですが、ホースを抜いた後にどうしても中の穴が完璧に閉じることが出来ないのが通常の羽毛布団です。その状態だと長年使っていると羽毛が片寄ったりしてしまいます。
しかしソリッドステイクキルトを使うことで羽毛の片寄りがほぼ(完全に)無い羽毛布団に仕上がっています。なかなか説明が長くなるので詳しくは省きますが、東京西川以外の羽毛布団は基本的には羽毛の片寄りが生じてしまうと思ってください。
次に羽毛の洗浄ですが、一般的なメーカーは現地で洗ったものを日本に輸入してそのまま使用しています。東京西川ですと輸入した羽毛を日本で本番ドイツから輸入した洗浄器で洗い、更に洗った後に水の透明度がほぼクリアな状態になるまでしっかりと洗浄しています。仕事の関係上東京西川やそれ以外のメーカーの羽毛の工場を視察しまたがそこまでしてるのは東京西川しかありません。
そうすることで、しっかり羽が広がり大きなダウンボールになります。最後にフレッシュアップ加工という特殊な洗浄を加えることでかなり高品質な羽毛に仕上がっています。
輸入過程の羽毛はバンドに巻かれてぎゅうぎゅうに圧縮されています。その事を考えると日本で洗浄されてしっかり開いた羽毛を使っているのですから圧倒的に羽毛の状態が違います。
大阪西川は東京西川と兄弟会社なので製造面での品質管理はしっかりしています。しかし東京西川は長く使えて高品質な物を提供することを方針にしていますので、上記のような事がプラスされていると思っていただければと思います。
ですので東京西川の物は安心料込みのお値段と言う方がいますが、それはこれだけの品質管理をした上で商品として出しているということです。
長くなってしまいましたが、東京西川にこだわらなくても自分が寝て気持ちいいなと感じた羽毛布団が一番です。
思うことは人それぞれですからね。
ただ一生であったり長く使うことを考えると東京西川をお勧めします。
捕捉ですみませんソリッドステイクキルトを使用しているのは大体10万円売りのものからになります。
もう一つ捕捉ですが、東京西川でもダウンの種類はウクライナ、ハンガリー、アメリカ、中国(ジーリン)、ロシアなど産地は色々ありますがそのなかでもポーランド(ホワイトコウダ)は世界最高品質と認められてるだけあってダウボールがとても大きいです。それでも価格は20万程です。日本橋店等はその年の新しい物しか置いてなかったりしますが、地方の東京西川の専門店であれば稀に柄の入れ替えセール等でシングルが10万程の大特価で出てたりします。
その上にアイダーダックダウンがありますが、これはとても貴重な羽毛になります。全ての羽毛の中で一番暖かくて軽いです。現地人が親子三代使うくらい羽毛の質も良く長持ちしますがこちらは100万を越えてしまう程高級品になります。
羽毛を選ぶ際は自分の足で専門店に向かって頂き店員の説明を聞いて選んで頂くのが一番かと思います。東京西川の物も置いてあるお店であればおそらく騙したような下手な説明はないと思いますので是非足を運んでみてください。
東京西川の物を置いてあるお店は東京西川のホームページから探せますので是非ご活用してみてください!
上記のホワイトコウダの値段はあくまで安くての価格です。ホワイトコウダの中にもグレードがありますので値段帯は変わってきます。お間違えなく!
販売員さんこんにちは!詳しくありがとうございます!お店も売りに出してるメーカーと提携してるのでリビングを勧めたり京都を進めたりしてます。言わないだけで本当の所東京西川を進めたいのかなぁ笑 やっぱり多少の知識あっても表面上しか分からないので西川なら大丈夫と思ってしまいます。ネットも色んな意見があり京都のローズが1番と言ってるとこもあります。全ての羽毛を体感しては無いですが、純粋に西川以外の高級ラベル(皮肉)を付けた羽毛布団ありますが、西川シリーズとその他の羽毛布団試したらホントに違いがありました。実際体感したので間違い無いです。
ホームページ見た限りそれぞれの特徴とか違いがあるので一概に東京西川が良いとは言えない(体感では)と思いますが羽毛布団は東京西川が緻密に取り組んで良質なものを作ろうとしてるのが伝わりました。なかなか私の地域専門店で京都やリビングの製品はあっても東京が無いのでちょっと残念です(u_u)
コウダに関してはポーランドマザーグースの最高峰なのは良いんですが、ランクがあるとしても高いので現実的では無いかなぁ(^^;
安いのもあるかもしれないけど、安いならコウダ選ばなくても良いしあとは何に重点を置くか。今回の話だと東京が完璧と言ってるので(トータル的に長持ちって事?)東京選べば間違いないみたいですね。
ただ例えば省略しますけど、西川で綿マザーグース10万と産業の綿グース8万でも西川産業選んだ方が良いのかな?
西川三社は独自の製法、ルールを設けて羽毛布団作りに取り組んでると思うので心配いりませんよね?!それぞれの良さがあると思うし!
私はロイヤルスターで凄く満足してます。西川450周年記念羽毛(10万)も体験しましたが、リビングのロイヤルスターが一枚上手でした。こればっかりは肌で感じてみないと分かりませんよね^_^
もっと羽毛布団の面白さを知って感じて行きたいですね。
あとアイダーも寝た事ありますが、なんか気持ち悪い笑 軽すぎてしかもシルクだから落ち着かない笑 どんどん高くなってるけどあれはいらないや!10万の羽毛20枚買った方が良いや(^∇^)
詳しくありがと!
西川の10万マザーグースと産業の8万のグースですと物を見ないと分かりませんが産業の8万が良い場合もあります。
良くある例を東京と大阪西川で説明します。
東京、大阪西川は基本持ち越し品でない限り定価売りですが京都西川は定格売りではなく二重価格で売れますのでここでは除きます。
この説明をする上で少し大阪西川の言い方が悪くなってしまうことを最初に謝らせてください。私自身はそこまで差別化するつもりはありませんが、あくまで両社の違いという事で説明させて頂きます。まず初めに東京と大阪では売る方針の違いの関係上大阪西川は東京西川より定価が高いものを作れない決まりがあります。
ですので同じ定価の物を比べた場合東京西川の方が生地もダウンも良い物になります。
良くある例で中身が違う場合ですが、(東京西川で15万ポーランド産ホワイトグースダウン 93% )(大阪西川で10万ポーランド産ホワイトマザーグースダウン93%)この2つの場合は東京西川はグースダウンですがこちらの方がダウン、生地を総合的に見ると品質の良い物になります。
ダウンであれば洗浄過程での加工方法ですし、生地だとリヨセル等肌触りが柔らかい天然繊維を使用していたりします。総合的に見るとこちらの方が暖かく長持ちします。
マザーといってもそのなかでピンからキリまでありますので、小さいマザーグースですと良質なグースの方が加工によってはダウンボールが大きかったりします。
基本的に大阪西川は東京西川のダウングレードの物になり、これは西川の社長も説明されています。
羽毛以外の商品も全てそうです。例えば温熱の敷き布団でも東京西川の方が中の層が多くへたりづらくまた寝心地も良くなっています。
稀に東京西川で定価30万売りのが持ち越し品や柄の入れ替えで8万や10万になっていることが専門店であります。その場合は大阪西川の10万よりも東京西川の方が圧倒的に品質の良いものになります。
東京西川と大阪西川を選ぶ際は店売り価格ではなく定価で判断していただくと分かりやすいですよ(⌒‐⌒)
京都西川は二重価格ですので定価判断は注意が必要です。
どちらも西川品質なので品質は何処のメーカーよりも素晴らしく高品質の物です。ただ西川といっても横並びではなくこういう違いがあると分かっていただければ幸いです^_^;
私としましても近年羽毛だから何処でも変わらないだろという方が多いなか興味を持って調べて頂くことはとても嬉しくつい熱が入って説明してしまいました(>_<)
これを機に良い睡眠ライフを送って頂ければと思います(⌒‐⌒)
木村さん
羽毛布団に買い替えたいといろいろ調べて、こちらの記事にたどり着きました。たくさんの情報ありがとうございました。
羽毛販売員さん
西川グループ内の関係、分かりやすく、専門的な知識とても参考になりました。
布団の買い替えにアドバイス頂けたら幸いですが。横幅160cmベット、夫婦二人 シングル二枚がダブルorクイーンサイズの一枚で悩んでいます。長持ちの面で、マザーグースとグースと持ちは大きく変わりますか?予算は八万位。
楽天市場
1.ダブル 1.7キロ シベリアシルバーグース90%、側地棉100% リゾートステークキルト 50000ちょっと
2.シングル 1.2キロ ウクライナシルバーマザーグース 側地棉60% ポリ40%
ユニークステークキルト 40000弱
そごう東京西川売り場
3.クイーン93% 1.9キロ? シベリアホワイトマザーグース 側地キルトは不明 140000弱、定価が20何万の品だと販売員がおしゃっていました。やはりもう少し予算増やして見える物にするのが真剣に悩んでいます。宜しくお願いします。
なんか専門的すぎてわたしにはわからないレベルの話になってますが、おもしろいのでどうぞお話&相談続けてくださいww
色々と情報参考になりました。実は、祖母がずいぶん昔にローンを組んで買った京都西川の羽毛布団をほぼ新品の状態で結婚記念に譲り受けまして、
それをクリーニング屋に出したところ、別の人のペタンコ羽毛布団(京都西川ではないメーカー)が返ってきまして、揉めています。手元には、付属だった京都西川の布団カバーだけ残っていて、それが唯一の証拠であり、それ以外の情報証拠がなく、、ウチの出した布団が京都西川だったこと自体が疑われています。
電話口で、それがあなたの布団でしたよの一点張りのクリーニング屋にほとほと疲れて、諦めて買い直そうかと思っていましたが、ブログに載せられている京都西川の刺繍タグを見て、見覚えのあるタグに泣きそうになりました。口では言い表せない複雑な感じの柄も懐かしいですw全体重をかけてもなかなか収納できなかったフッカフカの羽毛布団で、幸せな気持ちになりますよね。他の方の情報も参考にしながら、もう少し粘ってみます。詳しく読みやすいブログありがとうございます。
羽毛布団