7/2(火)に川崎ソリッドスクエアで行われたScanSnapの新製品SV600のタッチ&トライ Meetingというイベントに行ってきました。
文具王といしたにまさきさんのトークがあったり、実機に触れる時間をいただいたり、じゃんけん大会があったり(負けたけどな!)、和幸のとんかつ食べたり超楽しかった!
そしてそこで発表になりました、PFUのScanSnapのアンバサダープログラムにて初代アンバサダー15人のうちの1人に選んでいただきました!
・・・ってことをアンバサダーの方々がみなさん早々にブログにアップなさってて、なんか早めに書かないと肩身が狭くなりそうな空気なので、取り急ぎご報告させていただきました!
ネット界隈で有名なひとたちばっかだねぇ。わたしゃ、なんか浮いてる。笑
そもそもアンバサダーって聞いてもなんのことだかよくわからず、このジュースの絵が脳裏にふわふわ浮かんでいた私でした。
このジュース、地方限定らしいんだけど昔は東京にもあったのかな?
たぶん飲んだことあるんだと思うんだよなー。
話戻して。
アンバサダーは和訳すると「大使」という意味で、よーするにScanSnapの素晴らしさをブログとかSNSとかで伝えればいいらしいです。
別にギャラもらってやるわけじゃないんだよ?
つまり別に今までと何も変わんないじゃんとか思った。w
逆に秘密保持契約とかしちゃったよ?
でもなんの秘密もまだ教えてもらってないよ!教えてくれよ!
あ、ギャラくれるなら断りませんよ、PFUさん。
ついでに声とか歌の仕事もくれるんならばもう全力でやっちゃうよ?
企画から参加しちゃうよ?
と、アピールしとくか、一応。
◆ScanSnapってそもそも何だよ◆
さて、私のブログを読んでるひとは全員がITやガジェットオタクなわけじゃないと思います。
だってアタシそもそも歌手だし声優だしねっ。
私の歌や声に興味あってブログ見に来てるでしょ?そうでしょ?
そうだと言えよ!!
・・・つまり、ScanSnapって全く知らないので説明してよってひともいるはず。
そんなことわけでざっとScanSnapについて説明。
まず結論から。
ScanSnapは現在、唯一実用に耐えられるドキュメントスキャナーです。
ScanSnapは富士通の子会社?関連会社?のPFUという会社から出ています。
PFUという会社は他にも製品がないわけじゃないんでしょうが、一般ピーポーの方は、ほぼScanSnapだけで成り立ってる会社と覚えておいて問題ないでしょう。
(怒られるかな・・・。ちょっとお高いキーボードとかも人気あるらしいよ。レジとか機器や業務用のたっかいスキャナーも出してるっぽい)
スキャナーっていうと一般的には原稿をガラス面に置いて上からフタをしてコピーみたいに読み込む機械の方が普及してます。こういうのね↓
しかし、これだと大量の書類を読むのには膨大な時間と手間がかかっちゃいます。
それを一気に解消できるのがドキュメントスキャナーというジャンルの機器。
ScanSnapはこのジャンルでパイオニアかつ現役バリバリのぶっちぎりのトップランナーです。
まとめて50枚もの原稿を一気にボタン一つで読み込みます。
しかも1度に裏表で!!(つまり100ページ)
手動ですが原稿を継ぎ足して行けば数百ページに渡る書類もノンストップで数分でスキャン完了。
動画を見るのが手っ取り早いですね。コレ↓
恐ろしい製品じゃないですか?
目の前にあるその書類の山。全てデジタル化してゴミに出せちゃうんですよ!
年賀状や名刺やレシートや学校のプリントやなにもかも!!
そういう商品です。
おわかり?
他メーカーから類似の製品は出てるんだけど、どーも精度の問題でScanSnapにはまだまだかなわない模様です。
あ、でもあくまで伝聞なので、他のメーカーさんから実機借りられたらちゃんと公平にレポするよ!!
◆最近流行の「自炊」◆
で、このScanSnap。
ドキュメントスキャナーだからその名の通り「ドキュメント」つまり書類を読むためのスキャナーですよ。
しかし今トレンドの使い方はズバリ「自炊」 。
この場合はゴハンを自分で料理することじゃないよ!!
自炊とは「自分」でデータを「吸う」というところから来ていると思われるコトバですが、自分で電子書籍を作ることです。
紙の本からスキャナーを使ってデジタル化することによってね!!
もちろん製本された本をそのままスキャナーに入れられるわけじゃないので、綴じてある部分を裁断してバラバラの紙の束にする作業が必要です。
読み込んだあとの画像データをどういう形式でまとめて電子書籍化するかもコツのいるところだし、人によって好みがかなり分かれるところだったり。
ちょっとした手間はありますが、一度電子書籍化してしまえば、PCやタブレットの中で永久保存。
数千冊~数万冊の本をハードディスクやiPadなどのタブレットの中に収納できます。
私は15年くらい前からそんな時代が絶対にやってくると信じてじっと布団の中で耐えて待っていました。
それを実現してくれたのがScanSnapなわけです!!!
実は今まで黙ってたけど、ScanSnap S1500の前にキ○ノンのドキュメントスキャナーも買ったことがあるんです。
が、使いにくくてほとんど使わず捨てた。4万くらいしたのに。ザ・人柱。
自炊については語り出すと数日かかるので、とにかく私がすでに作っている自炊サイトを読めおまえら。
参照:木村聡子の自炊レシピ
ただし、このサイトは現行商品iX500の1つ前の機種、S1500で書かれています。
私はすでに新機種も使ってますし、裁断機ももっといいやつもゲットしたのですが、内容が更新されてません。
出産後、子育てで時間なかなかとれなくって!ごめ~ん。
書く書く、アンバサダーになっちゃったしそのうち書く書く。
ちなみにこのサイトは友人にScanSnapを買わせたあとにちゃんと使いこなせるように書いたもので、いわば指南書のようなものです。
自炊をやりたいって人はまずこの通りやってみて!
で、そのうち好みが出てきたらレシピを自分なりに変えていくよろし!
実際にこれでリアル友達3人がScanSnapを買いました。
みんな買って良かったありがと!って言ってくれてます。
ね、小森さん!
私自身は妊娠中に2000冊以上のマンガや小説や雑誌を自炊しました。
そして書籍本体を処分し、ベビー用品を収納する場所を確保することができました。
いまや自炊したデータは3000冊を超えています。ウソじゃないょ。
(まだスキャンしただけでちゃんと圧縮してないデータも含まれてるけど。)
たぶん自炊した冊数に関してはアンバサダーの中でも私が一位だと思います。
いやぁ、苦行だったよ、出産までにあと何百冊と数える妊娠中の日々。
臨月近くなってお腹大きくなって、スキャナーに紙をセットするのが苦しかったなぁ。遠い目。
◆新製品 ScanSnap SV600◆
で。いまネットや雑誌で騒然!
7/12に新発売予定のScanSnap SV600です。
おねだん59800円。
たけーな、おい。と思うよね?普通。
いやー、それでもめちゃ予約入ってしょーがないって中の人が言ってたよ。
店頭イベントやりたいけど在庫確保できないよぉって自慢げだったよ?
私も欲しいよ!妊娠前なら即買いだよ。だってこの内容でろくまんとか激安だと思うもん。
(しかし今は毎月の保育園料がかかるので、我慢・・・。)
実は6月の新製品発表会にもお呼びいただいていたのですが、仕事でいけず涙をのみました。
ということで大都会東京生まれの東京育ちの私が、わざわざ川崎まで行ってタッチ&トライしてきたんですよ。SV600を!!
この機種、今まで説明してきた従来型のScanSnapとは全く形の違うスキャナーです。
むしろスキャナっていうよりは上からデジカメで写真を撮ってくれる感じの方がイメージとしては近いかも。
でも動きはコピー機みたいに光の線がウィーンって原稿の上を走って読み込んでくれるので、やっぱりカメラじゃなくてスキャナーなのです。
今までと何が違うかをわかりやすくまとめると、ワタシ的にはこの3つ。
①本を裁断しないでスキャンできる!
非破壊自炊と言われて、出版システムが揺らぐとか言って問題視してるトンチンカンなおっちゃん達がたくさんいるようです。
が、ScanSnap愛好家の共通する意見と同様に、むしろ本を大事にできるから安心して購入できるという方向に向かうんじゃないかと私も思います。
スキャンデータを非合法に不特定多数とやりとりするような使い方をしたい人は、このスキャナは買わないと思う。
裁断しないで読めるということで、私が想定する使い方は楽譜・台本・CDのブックレットのスキャンですね。
②A3原稿をスキャンできる
当たり前なんだけど、地味に忘れがち。
仕事先で配られる譜面はA4ではなくA3がほとんど。
今までは真ん中でカットしてスキャンしてたけど、A4にすると譜面台に立てにくく、裏をもう一度テープで繋いだりしてました。
これがカットせずにそのまま読み込めるってステキ!!
あと、マウスとかのちょっとしたPC周辺機器に付属の取り扱い説明書ってA3サイズを小さくたたんだタイプのもの、多くありません?
A4ちょうどで切ることも難しいようなヘンなレイアウトのもの。
そういうのもらくらくスキャンできます。
③すごく厚い紙や、なんなら立体物もスキャンできる
イベントで出た話では、絵本をスキャンしたいという方もいました。
確かに絵本は厚すぎて裁断してもXi500じゃ自炊できない、なるほど!と思いました。
あとはサイン色紙のようなものや、子どもの折った折り紙とかね。
クレヨンで書いた絵や布地とかも読めますね。
この他にもページめくると自動で次のページのスキャンを連続でやってくれたり、名刺や写真をバラバラに複数置いたら自動認識で分けて保存してくれたり、新聞のような大きな紙の特定の記事だけ取り出してスキャンできる、とかワクワクな機能がたくさんあります。
そんなことでいわゆる「自炊」だけではなく、今までにない新しい使い方がいくらでも考えられるような製品がSV600なのです。
ここらへんはいろんな人がいろんな記事を書いているので、そういうのを参考にしてもらえればいいと思います。
ということで見たらいいと思う記事を羅列してみる。
いしたにまさきさん:
ScanSnap SV600 タッチ&トライ Meeting:SV600という遊べるスキャナーの可能性とScanSnapアンバサダー就任のお知らせ
牛嶋将太郎さん:
ScanSnap SV600で本の”非破壊自炊”が進むのか?公開されたスペックや動画から考えた
五藤隆介さん:
「非破壊自炊」できるスキャナScanSnap SV600を触ってきました 実機レポや動画など
堀江賢司さん:
非接触スキャンSV600で巻物をスキャンしてそのデータを印刷してみました。これはおもしろい。
宮原礼智さん:
僕のために作られたスキャナScanSnapSV600
コグレマサトさん:
「ScanSnap SV600」新聞・書籍を裁断せずにA3までスキャン!
スタパ齋藤さん:
今度のScanSnapは「非接触・非破壊スキャナ」だッ!!
最強の記事はこれ
山口真弘さん:
電子書籍タッチアンドトライ PFU「ScanSnap SV600」(前編)
↑こんな記事書かれたらアタシなんざ書くことなくなっちゃうね、ケッ。
アンバサダーのブロガー方々の記事もあればただのプロ(w の方の記事もあります。
もっと読みたければScansnapJPの公式Facebookとかツイッターがお知らせしてる記事を順番に読んだらどうかしら。
でね、私はですね、歌手で声優ですのでね。この日のタッチ&トライでは、「裁断できない楽譜」を実際スキャンするときの使い勝手、精度、かかる時間などをマジモードで検証してきました。
あまりに真剣に実験しているので「今日いちでガチですね」とイベントMCの徳力基彦さんに声をかけられました。
そりゃそうよ。
だって私は?
そう、アンバサダー。
そういうことで譜面のスキャンに興味のある音楽家の方達、次の記事で実際どうなのかってことを書くから楽しみにしてて下さい!
役者の方々も譜面と全く同じように台本にも使えると思います。
では明日か明後日か明明後日か3日後以降に会いましょう。たぶん!!
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◆ ScanSnapアンバサダーに就任しました。まじめにやってきたからよ~。 – 木村聡子のだらだらぶろぐ http://t.co/0Ky9RpdYCw