写真年賀状なら自宅で印刷よりもプリントパックで外注が断然いいよ!!

printpac_nenga

ねえ、11月だよ。
びっくりだよ。
こないだ作ったばっかなのにもう年賀状の準備の時期だよ。

あー、こうやってもういくつ寝ると、いつの間にか2018年の年賀状を作るはめになって、そうやって娘は大人になって、私は老いさらばえて死んでいくんだわ。
と思うくらい時の流れが早くてドン引きなう。

みなさん、最近は年賀状ってメールだったりする?
今時それでもいいんだろうけど、私は紙の年賀状を作る派。
体調悪くて断念した年もあるけども、ほぼ毎年ちゃんと作ってます。

なんだけど、たいてい元旦から作業を始めて、三が日が完全に終わったあとに届く感じでした。
ほんとすみません。

しかし!
去年は数年ぶりに12/27に投函終了して、本当に心穏やかな年末を過ごすことができました。
年賀状の制作方法をドラスティックに変えて、そのようなことが可能になりました。
今年もその方法で頑張るつもり。

200枚以上刷る方にはとっても有効な方法だと思うので、紹介させてください。

木村聡子PR
木村はオタクですが本業はプロの歌手・声優です。(ProfileVocal
主な出演作:ディズニー「魔法にかけられて」ジゼル(主役)・「アナと雪の女王」
「美女と野獣2017」・「名探偵コナン~戦慄の楽譜~」千草らら役歌唱 など。
メインのSNSはFacebookで、twitterに転送してます。
Instagram(親バカ写真)もちょこっとやってます。
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◆従来の方法◆

一昨年までの私の方法は、多くの一般家庭で行われているものだと思います。
こんな感じ。

①インクジェット年賀はがきを郵便局で購入
②パソコンの年賀状作成ソフトで文面を作る
③インクジェットプリンタで表面と宛名面を延々印刷
④一筆書いたり書かなかったりして投函
⑤ハガキは足りない分を買い足すか、逆に余った分を切手と交換

さらに昔はプリントゴッコ(若い奴は知らないグッズよ)で版画のようにしてペッタンコペッタンコして作ってたわけですから、PCとプリンタで自宅で印刷できるのは天国みたいなわけですが、それでもめんどくさい。

のハガキ購入の時点で何枚いるかなーって考えて決断するのがかなりめんどくさい。
はもちろんめんどくさいんだけど、ちょっと楽しい作業でもある
はマジほんとつらい。プリンタの調子が悪くなって汚くなってたりしないか、重なって印刷できてないハガキがないか、ヘッドが詰まってヘンな色になってないか、プリンタの前でずーーーーっとチェック。50枚しか置けない給紙トレイにハガキを補給するのも地味にイヤな作業。
裏表だから実際のハガキの倍の枚数刷るわけよね。途中でインクが無くなったりしたらイライラMAXよ。
もしんどいわ、考えるのも行動も。

しかし、まあ年賀状ってんはそういうもんよね。
1年に一度だからしょうがないと思ってたの。

しかし、去年導入した制作方法では、上の行程の①と③と⑤の作業を圧倒的に減らせる方法なのです。
それは。
ザ・印刷外注。

いやいやいや!
もう本当に楽なんだから!
お金だってむしろ安くなるんだから!!

◆プリントパック◆

ネットでいんさ~つ・プリントパック♪
はやいんさ~つ・やすいんさ~つ♪
プリントパックしよっ♪

うん、します。あなたの言うとおり。
むしろそのCMソングわたしに歌わせろ

というくらいプリントパックは神。

私は生徒さんや学生だけでも200人くらいいるので、けっこうな枚数を毎年刷ります。
250枚の年賀状を刷るということは裏表で500枚・・・本当に吐き気を催すつらい監視作業でした・・・。
よく頑張ってたな、おととしまでのワタシ・・・

そして昨年。
わたしは自宅での印刷からプリントパックでの年賀状印刷に切り替えました。

きっかけはコーラス講座のフライヤー印刷でした。
新宿区で私が教えているコーラス講座は、受講生募集のためのチラシを区の施設に置いてもらえるため、毎年大量の印刷をしていました。
紙を買ってきて、インクを買ってきて、自宅で延々印刷。
これは講座を主催する母がやってくれていたのですが、この作業をしているときはなんか家がすさむ。
母も印刷作業のしんどさであからさまにイライラしてる。

これはいかんと思い、昨年からプリントパックで印刷発注することにしたのです。
そしたらさー!!
もう本当に楽で楽で楽で!!

印刷用のPDFデータをPCで作る作業は必要ですが、それは自宅印刷でも同じことなわけです。
そこまでやったらネットでデータをアップロードしてクレジットカードで決済すれば1週間後にチラシが1000枚ぽんっと届くわけです。
A4光沢紙の両面カラー印刷を1000枚でいくらだと思う?

2830円よ!! (1枚3円以下)
なんだその値段!
ほぼ無料じゃねぇか!

というインパクトでした。
この10年のチラシ印刷にかけた時間と紙・インク代を返せ!
と逆に落ち込む勢いでございました。
たぶんそれまでは1枚あたり10円以上のコストと1分くらいの時間がかかってたのよね・・・。

そして秋。
ピコーンとひらめいちゃったのです。

あ?年賀状もフライヤーと同じノリで外注したら楽じゃね?と。

◆年賀状もプリントパック◆

プリントパックでは秋から「年賀状印刷」のページが用意されます。

サイトで用意されているデザインから作ることもできます。
できますが、正直イマイチです。デザインも使い勝手も。
官製はがきを使って印刷してくれるコースもあり、それだとお年玉をつけられるし切手貼らなくてもいいのですが、デザインの自由度はがっくーんと下がります。
そしてちょっと高いのです。

私がオススメするのは、年賀状コースではなく、通年で発注可能な「ハガキフライヤー」です。
要するに裏も表も白紙から全部自分がデザインするの。
郵便番号枠や切手枠、[年賀]マークなどもフリー画像を利用して自分で配置。
私の場合は宛名面の下半分に近況報告をびっしり入れるというスタイルで年賀状を作っていますが、こういう自由度の高いことが通常フライヤーコースでは可能です。

2016年の年賀状はコレ

通信面
2016nenga-2

宛名面
2016nenga-3

 ↑郵便番号枠・切手・年賀マーク等すべて自分で配置しました。

用紙の種類は[ホワイトミラー上質紙]を選びました。
これは強光沢と上質紙が表裏になったハガキで、通信面は強光沢、宛名面が上質紙です。

写真メーカーなどの写真年賀状は写真をハガキに貼り付けているので、厚みと摩擦の関係でプリンタで宛名印刷ができないことが多いのですが、プリントパックは1枚の紙に両面印刷しているだけなので宛名印刷を問題なく自宅のプリンタで行うことができるのです。
もちろん、宛名ラベルを使わずに、ハガキに直接印刷できます。
プリントパックのハガキ印刷のお値段は以下の通り
(ホワイトミラー上質紙で表光沢・裏普通紙・7営業日発送)
【2018年12月追記】ぎゃっ。さらに安くなってる!!

100枚:¥3,810 (1枚38.1円)→2018年 ¥2,430 (1枚24.3円)
200枚:¥4,170 (20.8円)→2018年 ¥2,820 (1枚14.1円)
300枚:¥4,540 (15.1円)→2018年 ¥3,210 (1枚10.7円)
500枚:¥4,530 (9.0円)→2018年 ¥4,130 (1枚8.3円)
700枚:¥5,040 (7.2円)→2018年 ¥4,810 (1枚6.8円)
1000枚:¥5,820 (5.8円)→2018年 ¥5,820 (1枚5.8円)

私が必要な枚数は約250枚。
なので300枚で発注。
4540円を250枚で割っても18円です。
切手代は別にかかりますので、合計で1枚70円。
しかし、私の場合、実は250枚のうちの200枚近くは年があけてから、生徒さん達に手渡しで配るのです。
なので250枚で割って計算しても1枚18円。やっすすす!

切手を貼らずに渡すので最初からデザイン上で切手イラストを入れてあります。
ポストに投函する分はそこに本物の切手を上から貼ればよいだけなのです。

切手はサンリオのシールタイプを愛用しています。
かわいいだけじゃなくて、濡らす手間なくってマジで楽ちーん。
普通の切手より大きいので、デザインの時点でそれを計算して切手マークを入れれば良いと思います。  (去年はもうちょっと右・下にずらして配置すれば良かったと思った)

50枚ほど多めに印刷してありますので、ハガキが足りなくなることもないですし、余った分を郵便局に切手にかえてもらう手間もありません。

そしてね。
なによりも、綺麗なのよ!!
紙の質も印刷も!

去年は七五三の写真使ったから、品質にはこだわりたかった。
インクジェットハガキに自宅プリンタで印刷とかほんとイヤだった。
でもフ○フ○ルムとかコ○ックとかの分厚い半光沢の写真貼り付け型年賀状も、浮かれすぎた感じで避けたかった。
つーか高いし。

プリントパックの光沢紙年賀状は、なんていうか本当に絶妙に美しく大げさじゃなく、お値段控えめで使い勝手最高だった。
みんなにこの素晴らしさを伝えたい!!!

◆年賀状作成ソフト◆

みんな、年賀状ソフト、なに使ってる?
筆まめとかがシェア的には一番なのかな。
私も使ってますよ。

画像が入っていないプログラム部分だけなら、年賀状デザインムックにも収録されてて500円とかで買えてすごくいいよね。

あ、ちなみに私はインプレス社のムックを使用しています。
これにも筆まめ入ってます。
なんでインプレスかっていうと、デザインテンプレートの解像度が適切だから。
いいデザインなのに解像度が低いデータが収録されている出版社もあるので要注意です。
インプレスのは大丈夫。

で、筆まめは本当に素晴らしいアプリで、わたしも住所録は筆まめで管理してるんだけど。
プリントパックで発注するのはダメなのです。残念ながら。
なぜかというと印刷屋さんに発注するときに使うデータPDFには、印刷部分の外側にトンボ(ノリシロのような余白)が必要なのです。
筆まめのハガキデザインにはそのトンボを作る機能がありません。

フォトショップやイラストレーターが扱える方ならば、迷わずそれを使って下さい。
それがベストです。
でもそんな高いアプリ持ってないし使えないよ・・・ってひとが多いよね?
私もです。

で。これを買って下さい。

ジャストシステムの「ラベルマイティ プレミアム」です。
最新バージョンの17が発売されましたが、ひとつ古い16で何の問題もありません。
書籍がセットになって700円ほどお安いので、むしろお買い得。

説明本はいらないから最新版が欲しいと言う方は方は17をどうぞ。

ラベルマイティは「プレミアム」ではないバージョンもありますので、気をつけて下さい。
トンボが作れるのは「プレミアム」だけですよ!
そして、プリントパックが公式にサポートしてるハガキ作成ソフトも「ラベルマイティ プレミアム」だけです。
使い勝手はほとんど筆まめなどの年賀状ソフトと変わりません。
デザインテンプレートを使えば、ほんとうに簡単につくれます。

トンボ付きのデータってこんな感じね。
2016nengapdf_1 

デザインを作ったら、用紙サイズを「印刷発注」から選んでPDF保存すればOK。
あとはできたPDFを裏と表をzipファイルにまとめて、プリントパックのサイトからアップロードすればいいのです。

こうして去年の年賀状はクリスマス頃にはできあがっておりました。
宛名印刷をプリンタで行い、サンリオの切手シールを貼って12/27には投函。
12/15頃までにデザインを作って発注すれば、印刷されたハガキが届くまでの1週間でゆっくり送り先の宛名リスト確認をすればよいのです。

昨年の年賀状作成が楽だったのは、印刷作業がなかったのも大きいですが、プリントパックに発注している間に作業のお休み期間があって、ストレスが短い時間に集中しなかったのも大きな理由かなと思います。

◆まとめ◆

手順をもういちどまとめてみます

①インプレスの年賀状デザインムックのデータを使う
②ラベルマイティプレミアムでPDFデータを作る
③プリントパックでハガキ両面印刷を300枚発注
④届いたら自宅のプリンタで宛名印刷をする
⑤シール切手を貼って投函

予算は

・インプレスのムック600~1000円弱
・ラベルマイティ 約8000円
・プリントパック印刷 4540円(300枚の場合)
・シール切手 投函枚数分(私の場合は3000円程度)

ラベルマイティは昨年買ったので今年は購入なし。
なので今年の予算は8500円弱。これで250枚の年賀状を配れます。
いまどきメールで済ましているかもしれませんが、年賀状は1年に1度だけ配れる大きな名刺です。
会う予定のなかなかない方には郵送、すぐに会う方には手渡しで近況報告をできるのは素敵な日本の文化だなぁと思います。

昔は全て手書きをしていたわけで、それに比べたらこれくらいの手間なら頑張れます。

この年末もこの方法で年賀状作りますので、木村の年賀状を郵送で欲しいっていう変わった方が万が一いたら、メールフォームより「年賀状希望 住所・名前」を書いてご連絡下さいませ。
たぶん、来年の元旦にお届けできるんじゃないかなと思います。
(追記:12/30現在、まだ宛名書きしてません。ごめん。たぶん間に合わない。)

関連記事:七五三撮影について♪